東京・府中市にある国立大学法人東京農工大学。東京大学の農学校、そして農商務省の産業技術研究などを行っていた蚕の試験場が前身で農学と工学を学ぶ機関としては日本最高峰と言える大学です。
そんな東京農工大学には、「農工夢市場」というアンテナショップがあります。学生はもちろん、外部の方でも購入することができるお店ですが、こちらでは東京農工大学のFSセンター(農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター)で生産された農産物や、加工品などが販売されています。
この「農工夢市場」で売られている商品群のうち、特に人気なのがキャンパス内で朝夕搾られる新鮮な生乳を使用して造られたアイスクリームです。「ミルク」「紅茶」「桑の葉茶」の3フレーバーを展開していますが、いずれも110ml入りで150円or 200円(税込)というお手頃価格なのに対し、味は本格的。合成添加物をできるだけ減らして出来立てを販売しているとのことで、市販品よりはるかにフレッシュな口当たりでもたれず、何個でもいただけそうなほど美味しいです。
このうち、特に人気で意外性も抜群の「桑の葉茶」というフレーバーを試食し、このアイスの成り立ちを東京農工大学の担当者に話を聞きました!