みんなが注文する呉さんの十八番料理は?

呉さんにオススメ料理を聞くとすぐさま2つを挙げてくれました。これはお客さんの多くが注文するという呉さんの十八番料理。
1つは「塩豚ときくらげの香酢和え」。自家製の塩豚とプリプリのきくらげを炒め、味付けは、ニンニク、生姜、ネギ、黒酢、醤油、紅油、山椒など。香りといい味のバランスといい、お酒はもちろん、白いご飯にも合うひと品です。
もう1つは、「インゲンの四川風セット」。揚げたインゲンとひき肉を炒めて味付けし、セットの葱油餅に包んで食べる料理です。

ニンニク、生姜、豆板醤といった調味料に、決め手となるのは、やっぱりスープ。この味は、家庭ではできそうで絶対にできないのです。パリッと焼き上げた葱油餅との相性が抜群。そして大事なポイントは、呉さんの料理は、油のしつこさを全く感じないこと。油で重くなりがちな中国料理ですが、非常に軽快なんです。常連さんは週に2回も3回も訪れるといいます。
そこで、料理のこだわりについて、呉さんにお話を聞いてみることにしました。