副菜&スパイスたっぷりで「朝カレー」に食べたくなる! そのお味は?

スリランカカレーには副菜がたっぷりと付きます。添えられたのは、日本のふりかけにあたる「ミツバのサンボール」とココナッツ香る「ニンジンのサンボール」、さわやかな酸味のある「紫キャベツのピクルス」、食感にアクセントを加える「パパド」の4種類。

そこに今回注文したスリランカで最もポピュラーな「ブラックチキンカレー」とともに、2種類のカレーが盛られます。

口当たりはサラッとしていますが、スパイスの複雑さ、チキンの旨みがギュッと凝縮され、深みのある味わい。辛さは控えめですが、内側からじんわりと温まり、まるで薬膳をいただいているよう!「今すごく体に良いことしているかも」という気分になりました。

これに加え、スパイシーな「じゃがいもとインゲンのカレー」と、ココナツミルクで作った「豆カレー」ががっちり脇を固めます。特に「豆カレー」はスリランカのお袋の味なんだろうなぁと感じさせるほど、家庭的でやさしい味わいで、思わず頬がゆるみました。

一皿600gありますが、ご飯はそのうち150gだけ。あとはほぼ野菜で構成されているので、しっかり食べた満足感はあれど、胃袋にはやさしい食後感です。

ヴィーガン対応の豆腐で作る「ベジタブルキーマカレー」も食べ応えがあり、人気のあるメニューです。ちなみにカレーは100食限定で、売り切れ次第閉店となります。朝8時から食べられるのも『スパイスカレー食堂』ならでは。夏本番に向け、“スパ活”をぜひ楽しんでみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●SHOP DATA
店舗名:スパイスカレー食堂
住:東京都新宿区四谷2-9-15 サンサーラ四谷102
営:8:00~18:00、土日祝11:00から
※売り切れ次第閉店