『やよい軒』は生姜焼きに出汁をかけて茶漬けで〆

最初にご紹介するのは『やよい軒』です。ご存知、“白米おかわり自由”がウリの定食屋さんで、お店には若い人がたくさん。入り口券売機で食券を購入すると、「しょうが焼定食」は640円。ご飯は、白米(無料)ともち麦ごはん(プラス30円)から選べます。

さて、ここの生姜焼きは、薄い豚バラ肉と玉ねぎ、さらにもやしも一緒に入っています。添えられたキャベツの千切りは、やや粗めのザクザクタイプ。
生姜焼きを食べてみると、かなり甘めの醤油ダレが絡んでおり、汁気は少なめ。生姜感はあまり感じられず、甘さが際立っています。味が濃いのでご飯が進みますが、途中で少し飽きてきます。そこで見回すと、無料の「だしサービス」というのが目に入りました。

『やよい軒』には、ポットに入った「無料だし」がセルフサービスで利用できるので、これを使って味変してみることに。ごはんの上に生姜焼きをのせ、さらに卓上の漬物や七味、最後にだしをかけて、「生姜焼き茶漬け」にするわけです。

結果は、これがベストマッチ! 甘さが中和され、より食べやすくなりました。あくまで個人的見解ではありますが、筆者にとっては、この「生姜焼きだし茶漬け」の味くらいがちょうどいい感じです。七味を多めにかけてピリッとさせると、さらに美味しくなりました。