
“雰囲気良し、お酒も旨し、〆ご飯は絶品”なオススメのバーを紹介するこちらのコーナー。今回は期間限定でランチに提供するや、瞬く間に人気メニューとなった『燻肉飯(クンローハン)』が食べられるという、赤坂のバー『MIXOLOGY AKASAKA(ミクソロジー赤坂)』に行ってきました。
お店に入って一際目を引くのが、厨房に鎮座する謎の銀色の物体。シェフの高橋義則さんに聞いてみると“燻製器”だそうで、お店で提供している「燻製メニュー」は全て、店内で燻製調理されています。

例えば、南高梅は4時間の燻製を5日間繰り返し、和牛ステーキソースとしていただく。燻製玉子は注射器で甘口のワインソーテルヌを黄身に注入して食べるなど、想像もつかないような絶品の「燻製メニュー」が味わえるのです。
「バターやフォアグラなど融点の低いものや、塩や醤油など温めると香りが飛びやすいものは、煙を氷で急速冷却して作る『冷燻製』で作っています。燻製することで素材がより美味しくなるよう、様々な工夫を凝らしています」(高橋さん)。燻製の魔術師、高橋さんが作る「燻肉飯」への期待が、ますます高まりますね。