全世界のラム酒が味わえる渋谷のバー『ARIAPITA RUM&PUNCH』で聞いた気鋭の「クラフトラム」8選

全世界のラム酒が味わえる渋谷のバー『ARIAPITA RUM&PUNCH』で聞いた気鋭の「クラフトラム」8選
食楽web

 みなさんは職場の近くや自宅の近くに行きつけのバーはありますか? 東京には個性的なバーが星の数ほどありますが、いま渋谷で話題の一軒のバーがあります。それが『ARIAPITA RUM&PUNCH』。こちら、全世界のラム酒を厳選して集結させた、ラムマニアの聖地なのです。

 ラムについておさらいしておくと、カリブ海の西インド諸島が主な生産地で、原料はサトウキビ。大航海時代に、コロンブスがサトウキビの苗を移植したのがきっかけでラム酒が造られるようになりました。その後、西洋から西インド諸島にやってきた移民たちが、自国の蒸留技術を持ち込みました。イギリスのスコッチウイスキー、フランスのコニャック、スペインのシェリー…それらの技術を貪欲に取り込んで、ラム酒は独自の発展を遂げていきます。

 そして400年以上の歴史を経た今、ラムの生産地は拡大の一途を辿っています。今までラムを生産していなかったアジアやアフリカなどでも新たなラムブランドが誕生しており、現在、ラム酒は南極を除くすべての大陸で造られています。その銘柄は世界に4万銘柄以上。

 そんな世界各国のラム酒が一堂に会するバーの魅力を探りに、渋谷に取材に向かいました。