これぞ東京食遺産! 絶品すぎる「つくね串」が味わえる名店3軒

巨大で繊細! 西荻『焼きとり よね田』のジャンボつくね

西荻窪本店。2階は予約可能ですが、1階のカウンター席は、いつも満席なので、退店するお客さんのタイミングを見計らい、スッと座りましょう
西荻窪本店。2階は予約可能ですが、1階のカウンター席は、いつも満席なので、退店するお客さんのタイミングを見計らい、スッと座りましょう

 まずは、西荻窪に本店がある『焼きとり よね田』です。1階は店を囲むようにカウンターがあり、平日休日問わず、ぐるりとお客さんで常に埋まっている人気店。

 席についたら、ドリンクオーダーと同時に厳選した鶏肉ミンチ肉の「つくね」(1本250円)をオーダーしておきましょう。数量限定なので、売り切れている場合もありますし、運よく注文ができても、運ばれてくるまでに非常に時間がかかる串なのです。

こちらは中野店の「つくね」(250円)にトッピング目玉焼き(100円)。巨大だからといって大味ではありません。じっくりじわじわと焼き上げて、外側はカリッと、中はふっくらと仕上げてあります
こちらは中野店の「つくね」(250円)にトッピング目玉焼き(100円)。巨大だからといって大味ではありません。じっくりじわじわと焼き上げて、外側はカリッと、中はふっくらと仕上げてあります

 その理由はというと…びっくりするほど巨大だから。一般的なつくねの4倍ほどはあると思います。その証拠に串が4本刺さっていて、持ち上げるとつくねがガクンと頭を下げるほどの重量感。そのジャンボつくねを、しっかり焼き上げるのに時間がかかるのです。

 箸で割ってみると、ハンバーグのごとくジュワーッと肉汁が溢れるんです。食べると、細かく刻んだ鶏軟骨が柔らかいのに絶妙なコリコリ感。さらに、さっぱりとした醤油ダレのキレの良さ。いわゆる継ぎ足し系の深~い味なんです。

 ちなみに、「トッピング目玉焼き」を一緒に注文しておくと、皿の下に目玉焼きがのって登場します。この目玉焼き、最後にバーナーで焼いているので、黄身がとろとろ。この黄身とタレを絡ませながらジャンボつくねを食べるです。鶏肉と卵の相性の良さは言わずもがな。最高です。

 1本でかなり食べ応えがあるので、女性はシェアするのがオススメですが、男性や胃袋に自信がある女子は、1人1本、注文してみてください。大満足するはずです。