歯ざわり・舌ざわり・のどごし抜群の「トマト冷麺」

冷麺と言えば韓国料理のイメージがありますが、こちらの冷麺、ルックスはちょっとイタリア風。クリームチーズのほか、大豆100%の特製豆乳入りゴルゴンチーズソース、パルメザンチーズの3種のチーズが盛り付けられています。トマトの赤い色合いと調和して、見ためにもおめでたい感じです。ジェノベーゼソースも加わって、カプレーゼ風の冷麺になっています。

ポイントはたっぷりのせられたアイコトマト。7~8個分だそうです。アイコトマトは果肉が厚くて、酸味より甘味が強いのが特徴。通常のミニトマトよりも約2倍ほどの抗酸化物質・リコピンを含んでいると言われています。そのほか、ネギを生レモンやオリーブオイルで和えて、隠し味に味噌を加えたソースやクルミも入っており、ヘルシーながらもぜいたくな冷麺です。

さっそく実食。冷たいスープはトマトの酸味、チーズのミルキーな味、そこにバジルの苦みも混じって、キリッとしたさわやかさがあります。麺は極細麺。豆乳を使用しているそうで、麺の表面がすべすべしています。歯ざわり、舌ざわりともになめらか。スルスルッと口からのどへ流れていくようで、のどごしも抜群です。太麺だとこうはいきませんね。トマトのスープやチーズソースもよくからみ、酸味、甘味、苦味にミルキーな風味が口の中をさっぱりとさせてくれる印象。細麺ながらもボリューミーで食べごたえがあります。食欲が減退しがちな夏でも、これなら食べられそうです。

麺は約110gですが、スイスイ食べることができるので、人によっては物足りないかもしれません。しかしこちらでは替玉もあるので心配ご無用。お願いすると30秒ほどで次の麺が出てきます。
このアイコトマト、フルーツのような甘さが際立ちます。クリームチーズと一緒に食べるとまさにカプレーゼ。アイコトマトは6月から7月にかけて収穫されるもので、今がまさに旬。期間限定メニューなので、早めに食べに行ったほうがよさそうですよ!
(取材・文◎松本壮平)
●SHOP INFO

店名:太陽のトマト麺 錦糸町本店
住:東京都墨田区江東橋1-11-8
TEL:03-5638-7017
営:月~木 11:00~26:00
金・土 11:00~27:00
日・祝 11:00~24:00
休:無休