老舗『ニュートーキヨー』で伝説の超巨大「カミカツ」を、60cmのガーリックトーストと一緒に食べてきた!

老舗『ニュートーキヨー』で伝統の超巨大「カミカツ」を、60cmのガーリックトーストと一緒に食べてきた!
カミカツは最大幅約24cm! | 食楽web

 カミカツをご存じでしょうか? 紙のような薄切りの肉を使ったカツレツのことで“紙カツ”とも表記します。最近はあまり見かけませんが、一説によると昭和20~30年代ごろの首都圏ではよく食べられていたという伝統ある食べ物なのだとか。

 今回はそのカミカツを食べるべく、昭和12年創業の老舗ビアホールとしておなじみの『ニュートーキヨー 東京駅八重洲口店』へ。場所柄、ビジネスマンや旅行者に人気のお店です。

東京駅1番街の地下にあります
東京駅1番街の地下にあります

 こちらでいただいたのが名物の「カミカツ」(1,200円)と、長さ約60cmの「ガーリックトースト」(550円)。

カミカツとガーリックトースト。テーブルからはみ出しそうです
カミカツとガーリックトースト。テーブルからはみ出しそうです

 まずカミカツ。最大幅は約24cm。ソースはつけずに、カツの下に敷かれたキムチのコールスローサラダと一緒に食べるんだそう。まずはそのままガブリ。サックリとした衣に、ほんのり塩味がきいた肉。このまま食べ進めてもよさそうな味ですが、せっかくなので、キムチのコールスローサラダとともに。キャベツのシャキシャキ感と衣のサックリ感が絶妙にあう!通常は2~4名で食べるものらしいのですが、薄いせいか、スイスイと完食できてしまいました。

ガーリックトーストはニンニクとバターの風味が最高!
ガーリックトーストはニンニクとバターの風味が最高!

 お次は長さ60cmのガーリックトースト。フランスパン1本を真ん中でスパッと縦に割り、ガーリックバターで味付けしています。運ばれてきただけで、焦げたバターとニンニクの芳醇な香りに食欲を刺激された筆者、思わず両手で持って豪快にかぶりつこうとしたのですが、さすがにこの長さでは厳しい。手でちぎって少しずつ食べてみました。ガリッとしたやや硬派な食感ながら香ばしく、バターもかすかに甘い。なんと言ってもニンニクの風味がいい!ワインと一緒に味わいたくなります。

 さてこのカミカツとガーリックトースト、おつまみなのかおかずなのか…。店員さんによると「ランチにお一人でカミカツとライスをオーダーされるお客様もいらっしゃいます」とのこと。たしかに野菜も摂れるし、カミカツライスはありですね。次回はトーストでなくライスで試してみたいと思います。

店舗の外にあるサンプルを見ただけでその大きさに圧倒されます
店舗の外にあるサンプルを見ただけでその大きさに圧倒されます

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

ニュートーキヨー東京駅八重洲口店

店名:ニュートーキヨー東京駅八重洲口店

住:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1F
TEL:03-3216-1201
営:月~土11:00~23:00(L.O 22:15)
  日・祝11:00~22:00(L.O 21:15)
休:年中無休(全館休業日除く)