京都祇園発の楽しみ方! 松坂牛の旨味を鮨で堪能する京都『おにくのおすし』とは?

京都祇園発の楽しみ方! 松坂牛の旨味を鮨で堪能する京都『おにくのおすし』とは?
食楽web

 紅葉シーズンに京都を訪れるなら、ぜひ足を運ぶべき店が、この秋オープンした『おにくのおすし 京都祇園店』です。京都を中心に松阪牛一頭をまるごと楽しめる焼肉店などを展開する「WHAT’Sグループ」による、新たな試みのお店で、松阪牛の旨みを“寿司”で味わい尽くす専門店です。そこで出会ったのは、“肉とはこう楽しむもの”という概念を覆すメニューの数々でした。

先付から早くも価値観が覆る「白センマイの手巻き寿司」

 松坂牛を味わい尽くすべく、松坂牛肉懐石のコースをいただくと、先付として供されるのが、この「白センマイを使った手巻き寿司」。まさか一品目からホルモンを使った寿司が出てくるとは思わず、さっそく自分の中の常識を覆されます。実際に食べてみると、インパクトと裏腹に味わいはとても上品。この後はどんな料理が続くのか、期待が高まります。

個性が光る3種の雅な「おにくのおすし」

 先付の後には、内モモを使ったレアステーキの刺身、九条ねぎや柚子が香るブリスケの肉吸いと続き、いよいよ「おにくのおすし」3種盛りが登場。3貫が並ぶ姿は、雅でありながら通常の寿司にはない迫力を感じさせます。

手前から、「シャトーブリアン ~白ワインゼリーのせ~」
手前から、「シャトーブリアン ~白ワインゼリーのせ~」
中央は「みすじの雲丹のせ」
中央は「みすじの雲丹のせ」
そして奥は、「三角バラのローストビーフ ~パルミジャーノ・レッジャーノを添えて~」。部位ごとに全く違った味わいを楽しむことができます
そして奥は、「三角バラのローストビーフ ~パルミジャーノ・レッジャーノを添えて~」。部位ごとに全く違った味わいを楽しむことができます

『おにくのおすし』では、牛脂をしのばせて炊くことによって、シャリをパラパラ、ホロホロとした食感に仕上げています。そのためシャリと肉との相性が絶妙。また、ネタにはたっぷりと脂がのっているにもかかわらず、まるでしつこさがありません。口の中の温度で自然に溶けていき広がる肉の旨みは、病みつきになるおいしさです。

まだまだ「おにくのおすし」を味わい尽くす!

「特上三角 ~塩レモン~」がなんと、ミニオンズ!という遊び心も
「特上三角 ~塩レモン~」がなんと、ミニオンズ!という遊び心も

 “松坂牛を寿司で味わい尽くす”というからには、『おにくのおすし』はこれで終わりではありません。先の3種の後に、いちぼのローストビーフを使ったサラダ、リブ芯の焼物をはさみ、今度は「〆のおにくのおすし3種」として、「ランプ ~金山寺味噌~」、「特上三角 ~塩レモン~」、「ひとくち牛鮮丼」が登場。

 こうして松坂牛の様々な部位を極上の“おすし”として楽しませてくれるのは、松坂牛のスペシャリストの店だからこそ。部位ごとはもちろん、その時々の状態によってベストな提供方法を見極めているというから、クオリティの高さにも納得がいきます。

「牛鮮丼」1,980円(税別)
「牛鮮丼」1,980円(税別)

 また、〆の3種にミニサイズで登場する「牛鮮丼」は、ランチタイムのみ提供される、行列ができるほどの大人気メニュー。生の風味と食感を損なわない、非加熱食肉製品(生ハム)である松阪牛鮮(R)フレークと京都のうちだ漬け物を使った見た目にも華やかな丼は、夜のコースで一度食べたら、今度はランチタイムにたっぷり食べたくなる逸品です。

 実は、京都祇園は“肉”の激戦地。また、国内外から舌の肥えた美食家が集うエリアでもあります。そのような環境下で『おにくのおすし』は、10月初旬のオープン以来、連日予約でいっぱいの状況が続いているといいます。それはまさに、“寿司で松坂牛を堪能する”という新しい食体験が、経験した人の心をつかんで離さないから。肉の旨みを余すことなく表現した“極上のおにくのおすし”を味わいたいなら、まずはすぐに予約をおすすめします。

●SHOP INFO

店名:おにくのおすし 京都祇園店

住:京都府京都市東山区西之町216-2 大西ビルII B1
TEL:075-551-9299
営:11:29~14:00(LO13:30)、17:00~21:30(LO20:30)
休:火曜、第2・第4月曜