ローストビーフ丼界の“エベレスト”とは? 日本橋『北海道焼肉 ふらの 肉割烹』の肉の頂きにチャレンジしてきた!

ローストビーフ丼界の“エベレスト”とは? 日本橋『北海道焼肉 ふらの 肉割烹』の肉の頂きにチャレンジしてきた!
「エベレスト」1,600円 | 食楽web

 世界最高峰のエベレストに登頂した気分にひたれる、とまで言うとさすがに大袈裟ですが、ランチタイムにそんな気になれるメニューを都内で発見しました。日本橋のコレド室町から歩いてすぐのところにある『北海道焼肉 ふらの 肉割烹・日本橋店』には、お肉好きに大人気のローストビーフ丼があります。

 このお店では、肉の量で、高尾山(150g)、富士山(170g)、エベレスト(210g)の3段階あるのが特徴。ランチタイムの名物です。私はもちろん「エベレスト」をいただくことに。

「ここまで登ってこい!」と言われているようで食欲も増します
「ここまで登ってこい!」と言われているようで食欲も増します

 出てきたローストビーフ丼、たしかに山のよう。たいていの場合、たっぷりの丼めしの上に肉が盛り付けられていますが、こちらは丼ではなく普通のお皿。そこにごはんをたっぷりと盛り付け、肉を1枚ずつていねいに巻き付けています。山頂には日の丸。なるほど、ここまで登って来いってことですね。

 卵の黄身もキレイです。麓にはたっぷりのソースが。ひと口なめてみると甘い。それも深みのある甘さです。「ソースには玉ねぎをたっぷり使っています」と店長さん。なるほど、玉ねぎの持つ甘みを存分に活かしたソースなんですね。

山頂の黄身が崩れて流れ落ちる雪のよう
山頂の黄身が崩れて流れ落ちる雪のよう

 麓から攻めたいところですが“雪崩”が怖いので、山頂からアタック。黄身に箸を入れると、溶岩流のように山肌を滑り下りていきます。肉はやわらかく、ブラックペッパーの軽いピリッと感がいい。おつまみにしたいくらいです。黄身をからませるとマイルドさが加わり、玉ねぎたっぷりでガーリック風味の和風ソースでさらに甘辛さも加わって、豊かな味わいになります。

ローストビーフを12枚食べたら、やっとごはんが見えてきます
ローストビーフを12枚食べたら、やっとごはんが見えてきます

 肉を1枚ずつ食べていくのですが、ごはんがなかなか見えてきません。やっと真っ白いその姿を拝めたときにはもう12枚の肉を食べたあと。しかしこのごはん、ソースがしみ込んでいてこれまた絶品。おかずなしでこれだけでいけそうです。

 山頂に日の丸が立っているのはエベレストのみ。肉が大好きな人は、高尾山や富士山を飛び越えて、このエベレストにトライしてみてはいかがでしょうか?

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

北海道焼肉 ふらの 肉割烹・日本橋店

店名:北海道焼肉 ふらの 肉割烹・日本橋店

住:東京都中央区日本橋室町1-5-15真光ビル1F
TEL:03-6214-3700
営:11:00~15:30(LO15:00)、17:00~23:00(LO22:30)
休:日