5種類のおはぎは一期一会。この日しか味わえない!?

「もともとデリカテッセンのお店から派生して、おはぎの店が生まれました。1つ1つ単色でもワンプレートに組み合わせると色鮮やかになる。そういうお惣菜の組み合わせ方は、おはぎにも共通していて、季節や旬の食材、色合いを意識して日替わりを決めています」
とおはぎについて丁寧に教えてくれたのは、学芸大学店を切り盛りする小川拓朗さんです。オーナーの小川寛貴さんの従兄弟で、おはぎの製造も担当しています。
きっかけは“ばあちゃん”の作った家庭的なおはぎ

小川寛貴さんは、2010年に世田谷区桜新町に『エプロンズフードマーケット』というデリカテッセンを開業し、2016年に同店の横に『タケノとおはぎ』をオープン。その2年後できたのがこちらのお店。タケノとは寛貴さんのお祖母様の名前で、お祖母様と彼女がつくるおはぎが大好きだったことから、店名に冠したそうです。

「オーナーはもともとあんこが好きじゃないのに、『ばあちゃんのおはぎは好き』と言っていました。デリカテッセンはワインと洋風のお惣菜が中心なので、和がテーマのお店をもう1店舗出したいと考えた時に、そのおはぎが浮かんだそうです」
そして、お祖母様から引き続いたおはぎと独創的なおはぎが話題を呼び、2店舗目のオープンとなりました。

