どうやって食べる!? アニメに出てくるような絶品「メガサンドイッチ」に挑戦してきた

倒壊確実! アニメで観たような絶品「メガサンドイッチ」を食べてきた!
食楽web

「キノーズ・マンハッタン・ニューヨーク」のアメリカンクラブハウス

 子どもの頃に観たアニメ『トムとジェリー』。作中に出てくる、いかにもアメリカっぽい食べ物が、子ども心にアニメでもとても美味しそうに見えたものです。とくに数段重ねのジャンボサンドイッチは「食べてみたい!」と思ったフードメニューのひとつ。その夢をかなえてくれるお店が、東京・小石川にある『キノーズ・マンハッタン・ニューヨーク』です。

 こちらは「食事としてのサンドイッチ」をコンセプトとしたお店で、デリバリーで大人気ですがイートインも可能。私がオーダーしたのは「アメリカンクラブハウス」(2,250円)。トッピングでアボカドも追加しました。

 オーダーから5分ほど、店長さんが「これ“自立”できないんですよ」と笑いながら運んできてくれたサンドイッチはまさにアニメで観たあれ! 高さ約8cm、真ん中にBBQ用の串が刺さっています。なるほど、たしかに“自立”は難しそう。串の先端をおさえないと、すぐに倒壊しそうな高さです。しかしこれまた、どう食べたらよいのか悩む一品。アニメでは両手で圧縮してひと口で飲み込んでいましたが、現実には当然無理。皿の上に寝かせて、串から外してかぶりつきます。

 トーストされたオリジナルの十穀パンに挟まれているのはチキン、レタス、ゴーダチーズ、アルファルファ、ベーコン、トマト、チェダーチーズ、アボカド。そこにBBQソースとマスタード、マヨネーズがたっぷりと。レタスのシャキシャキした食感がたまりません。トマトがフレッシュでこちらもシャクッ!とした歯触り。チキンとアボカドの相性も抜群で、アボカドのなめらかな口当たりが後を引いて、いくらでも食べられそう。

 ときどき、パンが自己主張し過ぎて具の味がわからなくなっているサンドイッチに遭遇しますが、こちらの十穀パンにそれはありません。パンは見事な“名脇役”に徹しており、カリッとした香ばしさで具の魅力を後押ししています。ひと口でガブリ! とはいけませんでしたが、夢がかなって心もお腹も満たされたひとときでした。

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

キノーズ・マンハッタン・ニューヨーク

店名:キノーズ・マンハッタン・ニューヨーク

住:東京都文京区小石川4-21-2
TEL:03-6231-5527
営:平日 10:00~15:00、土日祝 8:00~17:00
  デリバリー:6:00~19:00(受付は平日7:00~15:00、土日祝8:00~17:00)
休:なし