話題のスーパー『サカガミ』の社員食堂に潜入! 月に一度の「一般公開Day」で味わった

リピ客も多いSakagami畑。一度食べたら感動が止まらない!

社員食堂
社員食堂

 社員食堂の一般公開Dayは2023年6月から毎月1回、行われています。食堂のあるビルの人々や、Sakagami畑のInstagramからの問い合わせが増えたことがきっかけとなり、約10年前にスタート。そこには「スーパーで陳列されるお惣菜とは違う、作り立てのものを食べてほしい」、「もっと多くの方にSakagami畑を知っていただきたい」という想いも重なりました。

インスタファンお馴染みのメニュー黒板
インスタファンお馴染みのメニュー黒板

 メニューは、テーマを決めて季節や旬のものを取り入れて作られています。筆者が一般公開に参加した10月は、きのこやさつまいもといった秋の食材を使用。肉ばかり、魚ばかりと連続しないように工夫されているとのこと。社員食堂で人気のあるメニューにすることもあるそうです。

1397円。玄米ごはんとお味噌汁はセルフで好きな量をよそえる
1397円。玄米ごはんとお味噌汁はセルフで好きな量をよそえる

 訪れた時(10月)の一般公開メニューは、玄米ごはん、本日のお味噌汁、お豆腐ハンバーグ(豚肉入り)〜3種のきのこの黒酢味噌ソース〜、キャベツと油揚げのごま酢和え、彩り野菜のフレッシュサラダ、豆乳プリン〜大学芋と畑のアンの秋仕立て〜。

たっぷりきのこが入ったソースにアツアツのハンバーグ。レンコンの皮もそのままいただく
たっぷりきのこが入ったソースにアツアツのハンバーグ。レンコンの皮もそのままいただく

 お豆腐ハンバーグは、ソースにエリンギ、しめじ、舞茸、玉ねぎ、つぶつぶ感が楽しい麦味噌入り。黒酢の酸味が食欲をアップさせてくれます。

 Sakagami畑の“全ていただく”という一物全体(いちぶつぜんたい)の考え方のもと、芯も使い、皮も剥きません。味噌汁は野菜からでる旨味を利用し、昆布のみで出汁をとっているそう。

食堂には使われた食材が展示され、スーパー内で購入可能
食堂には使われた食材が展示され、スーパー内で購入可能

 ボリュームたっぷりで野菜をふんだんにとれ、素材にこだわり無駄なく使う……食を愛する想いが伝わる味。スーパーサカガミに並ぶ食品を使っているため、食べて気に入れば、帰りに駒込店に寄って買うこともできます。

デザートの「豆乳プリン」
デザートの「豆乳プリン」

 また、デザートに使われるあんこは、Sakagami畑の「畑のアン」を使ったもの。京都で和菓子の勉強をした社員が駒込店で炊いています。

302円。“Sakagami Bakery”のアンパンや“Sakagami畑 Sweets!”のお菓子にも使われている
302円。“Sakagami Bakery”のアンパンや“Sakagami畑 Sweets!”のお菓子にも使われている

 絶妙な程よい甘さで、豆乳プリンを引き立てます。他のどのあんこを食べても「畑のアン」が1番だと思うと絶賛する関さん。おっしゃる通り、納得の美味しさです!