肉々しさ100点満点!ヤザワミート直営の「極上肉蕎麦定食」にシビレまくる人が続出

肉々しさ100点満点!肉屋直営の「極上肉蕎麦定食」にシビレまくる人が続出。
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あの精肉卸「ヤザワミート」の肉そば専門店

 東京の中心的オフィス街の新橋・虎ノ門界隈。ランチ時、ゴマンといる会社員たちの空腹を素早く満たすべく、さっと食べられる麺処がひしめき、行列ができる人気店が多い街として知られています。

 そんな行列店のひとつが『肉そば ごん』。店の前では、「何シビにする?」「今日は3シビにチャレンジする!」など、業界用語のような言葉混じりの会話をしながら、毎日たくさんの人が並んでいます。

 『肉そば ごん』は“肉業界の猛者”と称される黒毛和牛専門の精肉卸「ヤザワミート」直営の蕎麦専門店。肉マニアにとっては、焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ハンバーグなど各肉料理の名店を展開する「ヤザワミート」の名前を聞くだけでもシビレるはず。そう、「シビ」とは、「シビレる」の略語なのですが、先の行列用語の「シビ」に関しては、「肉そば」のことではなく、『ごん』が考案した「シビレまぜそば」のことなのです。

「シビレまぜそば 追飯付」1,200円
「シビレまぜそば 追飯付」1,200円

「1シビ、2シビ、3シビ」ってなんだ?

「シビレまぜそば」は、『ごん』特製の太いお蕎麦の上に、京都・大江町の濃厚な卵黄、ニラ、九条ネギ、刻み海苔、豚辛味噌、白胡麻、魚粉、そして山椒がたっぷりとのっていて、丼の底には特製のつゆが入っています。

 特に山椒によるシビレ具合が3段階になっていて、それを「1シビ、2シビ、3シビ」と呼びます。しかも1種類の山椒の量の多い・少ないではなく、産地の違う山椒を組み合わせていて、1シビは3種類、2シビは4種類、3シビは5種類。その配合によって、清涼感、フレッシュ感、辛さなどが変わり、山椒の深い味わいにハマってしまうお蕎麦なのです。

 もちろん肉屋さんらしく、特製の肉辛味噌がたっぷりとのっているので、蕎麦・具材・山椒をよく混ぜ、絡めて食べるのがポイント。名古屋発祥の「台湾まぜそば」に似ていますが、お蕎麦とおツユなので、油分が少なくてすっきりとした味わい。濃厚な卵黄によるコクも深く、山椒の爽やかさとピリッとした辛さも相まって、ボリュームあるお蕎麦も勢いよくすすってあっという間に完食できてしまいます。

 また、セットで「追い飯」(小ライス)が付いてくるので、少し具材を残しておいて、そこに投入。混ぜて食べると、お汁や肉辛味噌の美味しさを余すところなく楽しめます。

 こんなにガッツリ食べて、お腹いっぱいなのに、満腹後の強烈な眠気がないのは、蕎麦、肉辛味噌、ニラ、山椒というシンプルでヘルシーな素材のおかげ。オフィスワーカーに人気の秘密はそんなところにもあるのでしょう。