お得過ぎるランチセットは「メンオムランチ」一択!

ランチタイムは11:00スタート。11:15に到着すると、すでに店内は満席でさらに約10名の行列ができていました。しかし、ランチタイムは回転が早いようで11:30過ぎに優しい卵の香りに出迎えられ座ることができました。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/04/20230423-menomu03.jpg)
『五穀』はランチメニューが豊富ですが、もちろん絶対王者の「メンオムランチ」を頼みます。値上がりが続く世の中で、明太子オムライス、コーンサラダ、デザートにドリンクまでついて1050円(税込)はありがたい! 8~9割のお客さんが「メンオムランチ」を注文していました。

しばらく待つと、自宅では真似できない芸術的なオムライスが目の前に現れました。ご覧の通り、『五穀』の「明太子オムライス」はオープンスタイル。崩したくない、でも熱いうちに食べたい。そんな葛藤をしながら、いざ、卵にスプーンを入れます。

スプーンで優しく切れ目を入れてそっと開くと、半熟のふわとろの卵が現れ、メンオムを包み込んでいきます。オープンスタイルのオムライスは、食べる前のこの開く瞬間も楽しみの一つですよね。
おいしいのにはワケがある!隠れたこだわりの数々

『五穀』のオムライスはこの卵もスゴイのです。ふんわりとした柔らかい卵と牛乳のまろやかさ、そこにほんのり香るチーズの華やかさ。素晴らしいバランスの卵がメンオムを包み込んでいます。

ライスには想像を遥かに超える大量の明太子が使われており、しっとりとした贅沢な明太子ライスに仕上がっています。噛むたびに明太子の旨味が広がり、プチプチ食感がたまらない! と思っていたら違うプチプチ食感が……。その正体は麦ご飯!ここにも嬉しいこだわりが隠れていました。

芸術的なメンオムに感動のため息をつきながら半分ほど食した時、ひっそりと添えられていたあの存在を思い出しました。ケチャップとマヨネーズです。何もつけなくても十分おいしいのですが、オムライスの量もたっぷりあるので途中で味変をするのもおすすめですよ。

まずはケチャップのみ、次にマヨネーズのみ、最後にケチャップ&マヨネーズをダブルで楽しんでみました。どれも捨てがたいおいしさですが、筆者は「マヨネーズのみ」が1番好みです。

かなりボリューミーなメンオムを満喫した後は、デザートが運ばれてきます。ドリンクはコーヒー、紅茶、野菜ジュース、アイスウーロン茶、コーラから選択可。ふわふわしっとりの不思議食感でほんのり甘いケーキとホットの紅茶をいただき、大満足のランチとなりました。
調査結果
かなりボリュームがあるランチですが、もっとたくさん食べたい方はプラス160円(税込)で大盛りに変更することもできますのでぜひチャレンジを。バリウマ明太子とふわとろ卵のハーモニーが素晴らしい『五穀』のメンオムこと「明太子オムライス」、来福の際はぜひご賞味あれ!
(撮影・文◎馬場阿紀子)
●SHOP INFO
五穀
住:福岡県福岡市中央区六本松4丁目2-6 MJR六本松
TEL:092-716-5766
営:11:00~22:00(L.O.21:00)
休:毎週月曜、毎月第1・第3火曜
●著者プロフィール
馬場阿紀子
福岡を拠点にタレント・女優・声優として活動しながら、インタビュアー・ライターとして各メディアや誌面に記事を寄せている。高カロリーな食事が好き過ぎて、増え続ける体重を気にしながらダイエット料理にも手を出すあまのじゃくな胃の持ち主。