地道な作業に心が折れかかる「ハッピーパウダー」の採取

まずは近所のコンビニで「ハッピーターン250%パウダアアア!!」を購入。通常の2.5倍のパウダーをまとっているハッピーターンなら、粉の採取も効率的なハズ。自宅にあったハケを使用して、ハッピーターンのパウダーを払い落としていきます。

しかし、1個から採取できる量はわずか。途中、「いったい自分は何をしているんだろう?」という虚無的な気持ちになりかけたりもしましたが、どうにかこうにか、40分ほどかけて2袋のハッピーターンから約大さじ1の貴重なハッピーパウダーを採取することに成功しました。もはや砂金です。ちょっと舐めてみると、ハッピーターンの味がぎゅぎゅっと濃縮された非常に濃い味がします。これは使えそうだ!
さて、採取した貴重な粉を使ってまず作るのは、シンプルに「卵焼き」です。

ボウルに2個の卵を溶いて、ハッピーパウダーを小さじ1/2入れ、この段階で味見をしてみます。しかし、卵に対してパウダーが少量すぎたのか、まったくハッピー味がわかりません。そこでもう小さじ1/2を追加投入。すると、そこはかとなく甘じょっぱい味がしてきたので、いざ焼いてみます。

“厚焼き卵ハッピーパウダー味”の完成です。食べてみると、ハッピーターン味というよりは、普通の甘いだし巻き卵のような味。ただ、出汁も砂糖も醤油も塩も入れていないのに、けっこう旨みを感じます。ただし、いかんせんハッピー味が弱い。そこで、卵焼きの上からハッピーパウダーをかけてみると、あの独特の甘じょっぱい味がガツンと来ました。これはかなりイケます。
実は筆者は甘い卵焼きはあまり好みではありません。しかしハッピーパウダーの味は、甘味と塩味が共存しているので、最初は甘く感じてもしょっぱさが後追いしてきて、旨みもしっかり感じられるので、かなり美味しいです!
続いては、ご飯にハッピーパウダーを混ぜておにぎりを作ってみます。ドン引きするなかれ。今回のハッピーパウダーはあくまで調味料。塩やごま塩のように、シンプルにハッピーパウダーが調味料としてご飯に合うかを試そうというわけです。まさに“塩むすび”ならぬ“ハッピーパウダーむすび”ですね。