呑める肉料理レシピ【1】手羽先の味噌漬け燻製

味噌×燻香のコクある風味に、鶏手羽先の脂の旨みが絡む
味噌×燻香のコクある風味に、鶏手羽先の脂の旨みが絡む | 食楽web

日本酒の肴といえば刺身や珍味を思い浮かべる人も多いはず。でも最近人気の米の旨みを感じさせる酒には「肉」がいい!

それに日本酒だからって、和風ばかりじゃツマラナイ! というわけで、今をときめく人気酒場の店主たちに、酒に合う肉つまみを教わりました。

■材料(2人分)

・手羽先……4本

[味噌床]
・味噌……大さじ4
・醤油……大さじ1/2
・みりん……大さじ1
・砂糖……大さじ1
・にんにく(スライス)……1 /2片分
・燻製チップ(サクラ)……適量
・アルミホイル……適量
・砂糖……小さじ1弱
・黒胡椒……少々
・チャービル……あれば

■ 作り方

1.手羽先は、骨の間に包丁で切り込みを入れて、身を開く。

2.味噌床をボウルに入れて混ぜ合わせる。

3.バットの底面に②の半量を均一に塗り、キッチンペーパーをかぶせ、その上に1をのせる。さらにキッチンペーパー→残りの2を順にのせ、ラップを上面に密着させるようにかぶせる。冷蔵庫で6時間ほど寝かせ、味を染み込ませる。

4.フライパンの底にアルミホイルをしき、燻製チップをのせて平らにならして、砂糖をふりかける。その上に網を置き、3をのせて中火にかける。しばらくして煙が出てきたところで蓋をする。

5.5分ほど燻製して取り出す。そのまま約1時間置いて、煙香を肉になじませる。

6.5をトースターで5~6分ほど焼き、中までしっかり火を通す。器に盛って黒胡椒をふり、チャービルを添える。

こんな日本酒と楽しんで!

奥播磨 山廃純米 袋吊り雫酒

奥播磨 山廃純米 袋吊り雫酒

しっかりとした酸がありながら、雑味のないすっきりとした口当たりが特徴の山廃純米酒。脂身の厚みある味わいを受け止める。

教えてくれた人

「季節料理・酒処 さそう」店主

「季節料理・酒処 さそう」店主 佐宗 桂さん

普段から好む日本酒は、純米系。それを冷やで、野菜料理などとするっと合わせるのが好みとか。しかし今回は肉つまみで新境地開拓!鶏の手羽先、ラム肉を使った春巻き、そして柚子胡椒をふんだんに使った豚肉と、香り豊かで味わいは軽やかな肉つまみをご提案します。

●SHOP INFO

季節料理・酒処 さそう

店名:季節料理・酒処 さそう

TEL : 03-5432-9665
営業18:30~25:00(24:00LO)、土日18:30~24:00(23:00LO)
不定休 *HPを参照。
http://r.goope.jp/sasou
予算/4,000円~ 個室/なし カード/不可
お酒は日本酒のほか、ナチュラルな造りのワインや、焼酎、ラム等も揃える。

(撮影◎貝塚 隆 文◎小林安麻子、松木光太郎、編集部)