ただ辛いだけじゃない! 「タバスコ」シリーズ6種類を全部味わってみた

タバスコの定番といえば「TABASCO オリジナルソース」

写真は60mlボトル(チポトーレイソースは150ml) 。ほかに150ml、350ml、1ガロン、ミニチュアボトル(22.2ml)、3mlパウチなど種類も豊富
写真は60mlボトル(チポトーレイソースは150ml) 。ほかに150ml、350ml、1ガロン、ミニチュアボトル(22.2ml)、3mlパウチなど種類も豊富

 ファミレスなどでもよく見かけるのが「TABASCO オリジナルソース」。原材料はタバスコペパー、ビネガー、岩塩。タバスコは塩分は控えめで、カロリーもゼロというヘルシーなソースでもあるんです。

辛味単位のスコヴィル値は2500~5000
辛味単位のスコヴィル値は2500~5000

 オリジナルソースに合うのは肉料理、卵料理、パスタソース、ピザ、牡蠣、ブラッディメアリーなど。トマトソースに混ぜると程よい唐辛子の辛味と酸味が加わり、味が引き締まります。

調理後に加えると辛味と酸味が感じられるが、加熱中に加えると酸味が飛び、辛味だけが残る
調理後に加えると辛味と酸味が感じられるが、加熱中に加えると酸味が飛び、辛味だけが残る

 改めて食べてみると、「タバスコ=辛いもの」というイメージでしたが、酸味も大きな特徴のひとつであることに気付かされます。辛いものが苦手な人でも、適量であれば抵抗なく使えそうです。

筆者は辛い料理が得意ではないが、タバスコは味のアクセントとしてよく使う
筆者は辛い料理が得意ではないが、タバスコは味のアクセントとしてよく使う

マイルドな刺激が加わる「TABASCO ハラペーニョソース」

宅配ピザなどでも付いてくることがあるので、比較的馴染みがあるソースだ
宅配ピザなどでも付いてくることがあるので、比較的馴染みがあるソースだ

「TABASCO ハラペーニョソース」は、マイルドな辛さの緑のハラペーニョを使ったソースです。カクテルのマルガリータやピニャコラーダに数滴加えるなどの使い方ができます。

スコヴィル値は600~1200と辛さ控えめ
スコヴィル値は600~1200と辛さ控えめ

 登場したのは1993年で、オリジナルソースよりも辛さは控えめ。ハラペーニョペパーの種を取り除いたり、刻んだりする手間をかけないために使うといいのだとか。

ついビールが飲みたくなるような爽やかな辛さが楽しめる
ついビールが飲みたくなるような爽やかな辛さが楽しめる

 メキシコ料理や野菜料理、ドレッシングなどとの相性が良く、オリジナルソースよりも酸味は控えめ。爽やかであとを引く辛さがあるので、料理の味わいに清涼感が生まれます。

「TABASCO ハバネロソース」はオリジナルソースの2倍の辛さ

数滴垂らすだけで十分な辛さが感じられる
数滴垂らすだけで十分な辛さが感じられる

 もっと刺激的な味にしたいと思う人におすすめなのが、「TABASCO ハバネロソース」です。マンゴー、パパイヤ、タマリンド、バナナ、ジンジャー、黒胡椒を激辛のハバネロペパーとブレンドしており、シンプルに辛い!

オリジナルソースに比べると色が赤い。スコヴィル値は5000~8000
オリジナルソースに比べると色が赤い。スコヴィル値は5000~8000

 ケイジャン、メキシカン、アジアンなどさまざまな国のスパイシーな料理との相性が良く、サルサやマリネ、BBQなどで重宝するのだとか。ただし、辛いものが苦手な人には決しておすすめしません。

ほんの少し使うだけでもハバネロの辛さが口いっぱいに広がった
ほんの少し使うだけでもハバネロの辛さが口いっぱいに広がった

 実際に味見をしたところ、トマトソースで少し垂らすだけで「辛い!」と感じました。これはオリジナルソースと同じ感覚で使うと痛い目を見そう。最初はほとんど辛くないのですが、あとからどんどんやってきます。これまでのタバスコの辛さが物足りなかった人には満足できる辛さでしょう。