
“ふかふかのパン”ってどうしてあんなに人の心を惹きつけるのでしょうか。
今回、“募集を出さないパン教室”とも言われる「ロティ・オラン」の堀田誠氏を講師に招いた「ヨーグルト酵母を使用した毎日食べたい絶品食パン」というパン教室に参加してきました。ヨーグルト酵母で食パンを作る……パン作り初心者の筆者にとっては未知の領域です。
まず、パンのふかふかさは、酵母が発酵するときに排出される炭酸ガスによって生まれます。パンに使われる代表的な酵母といえば「イースト菌」。さらに、パンの味わいに深みを出してくれるのが「天然酵母」の存在です。
天然酵母は、イーストのように単一種の酵母でなく、さまざまな酵母が混在しています。各酵母の出すアルコールと、もともと付着していた果実や穀物などのフレーバーがパンに独自の味と香りを付けてくれるのです。
さて、一体どんなパンが焼きあがるのでしょうか。