握らないのがふわふわのコツ! おいしいおにぎりの作り方
普段私が「おにぎり」を作るときは、ごはんがボロボロとこぼれてしまわないようにギュッと握ってしまうのですが、冷めるとカチカチの固いおにぎりになってしまいます。一方、母の「おにぎり」は、力を入れて握らないのがポイント。角を抑える程度にとどめることで、冷めてもおいしく、ふわふわに仕上がります。

◎材料
・ご飯……2合
・海苔……5枚
・鰹節……4g
・醤油……小さじ1/2
・塩……おにぎり1個につき小さじ1
◎作り方
1.鰹節と醤油を合わせておく。ご飯は冷まさず、温かいままボウルに盛る
<point>ご飯はアツアツのまま握るのが重要。冷めたご飯では食感がまるで変わってしまいます

2.きれいに洗った手を水で少し濡らし、塩小さじ1を手のひらに塗り広げる。手のひらに温かいごはんをのせる
<point>塩はご飯に混ぜ込まず、手のひらに塗り広げることでちょうどいい塩味に
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3.中央におかかをのせて、優しく包み込むように三角形にしていく

4.なんとなく三角形が出来上がったら、角を軽く抑えるように握る
<point>力を込めず、手のひらで山を作り抑えるようにすることで、お米のやわらかさが保てます

5.海苔を巻いたらできあがり!
<point>アツアツのまま巻くので、ごはんの水分を吸ってしっとりとした海苔になります。海苔の食感はパリパリがお好みという方は、食べる直前に海苔を巻きましょう

数十年間握ってきたこともあり、母の手際の良さはさすがのもの。ちなみに、「ご飯が熱すぎて握れないときにはどうしたらいい?」と訊いてみると、「手が熱いのはそのうち慣れるわよ」という大雑把な答えが返ってきました。多少苦労しても、アツアツのまま握るのがおいしいおにぎりを作るポイントのようです。