【食楽調査】2022年の大注目店の一つ! ニューヨーカーが愛するモダン・イタリアン『スカルペッタ東京』で食べるべき料理とは?

【食楽調査】2022年の大注目店の一つ! ニューヨーカーが愛するモダン・イタリアン『スカルペッタ東京』で食べるべき料理とは?
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 10月3日、港区虎ノ門、日比谷線の神谷町駅直結の神谷町トラストタワーにオープンした『スカルペッタ東京』。実はこの店、ニューヨークで大人気のモダン・イタリアンレストランのアジア1号店なんです。

『スカルペッタ』は、ニューヨークのセントジェームズにあり、セレブリティや本物を知る大人たちが足繁く通うレストラン。現在アメリカ国内に5店舗、ロンドンに1店舗があり、ニューヨーク・タイムス誌から3つ星の評価を獲得しています。

『スカルペッタ』はイタリア語で、残ったソースをパンですくうジェスチャー「fare la scarpetta」に由来したもの。最後の一口まで食事を味わる贅沢な喜びを表しています。

菅野彰造シェフ。都内のイタリアンで3年修行しイタリアにわたり、8年間修行したのち、国内のラグジュアリーホテルで経験を積み、『スカルペッタ東京』のシェフに就任
菅野彰造シェフ。都内のイタリアンで3年修行しイタリアにわたり、8年間修行したのち、国内のラグジュアリーホテルで経験を積み、『スカルペッタ東京』のシェフに就任

 店内は、ニューヨークの店の美学「ナチュラル・ミニマム・シック」をスタンダードとしつつ、日本ならではの四季を散りばめた情緒的なデザインを融合。プライベートダイニングの壁には、日本の植物から着想した色、柄を大胆に取り入れ、ニューヨーク流のオーセンティック・モダンなインテリアに。

 そして料理は、創業時から変わらないシグネチャーメニューをはじめ、ニューヨークでも提供されているメニューや、本国の味わいの本質を継承しつつも、「旨み」を鋭敏に感じ取る日本人の味覚を存分に満たすよう、独自のアレンジを加えたものとのことです。

「気取らない、でもエレガントなサービス」をコンセプトに、本物を知る多くのニューヨーカーからの支持を得てきた『スカルペッタ東京』のイチオシメニューを紹介します。

「スカルペッタシグネチャー トマトバジルのスパゲッティ」

「スカルペッタシグネチャー トマトバジルのスパゲッティ」。アラカルトの場合2200円
「スカルペッタシグネチャー トマトバジルのスパゲッティ」。アラカルトの場合2200円

 まずは店の看板メニューである「スカルペッタシグネチャー トマトバジルのスパゲッティ」。ローマトマトのソースにバジル、バター、イタリア産オリーブオイルを絶妙なバランスで配合。パスタはイタリア産小麦粉を使用した自家製手打ちパスタです。シンプルなのに奥深い、ニューヨークイタリアン料理を象徴する一皿です。

 パスタメニューは他にも「鴨とフォワグラのラビオリ マルサラソース」(2640円)や「ショートリブのアニョロッティ」(2420円)、「イカ墨のタリアテッレ オマールエビのソース」(3190円)などがあります。

「NY人気No.1蛸のブレゼ」

「NY人気No.1蛸のプレゼ」2310円。まさかの人気N O.1がタコとは!
「NY人気No.1蛸のプレゼ」2310円。まさかの人気N O.1がタコとは!

 柔らかく煮たタコを仕上げにパリッと焼き上げ、じゃがいもとセロリを添え、酸味を効かせたソースで合わせた一皿。開業時から変わらない人気メニューです。

 アラカルトメニューは他にも、「カンパチのカルパッチョ」(1760円)や「マグロロール トリュフ風味」(1980円)、「信州サーモンのトラパネーゼ風」(1760円)などもあります。

「銀鱈のソテー フェンネルとレッドワインビネガーソース」

「銀鱈のソテー フェンネルとレッドワインビネガーソース」3740円。懐石料理みたいに見えるけれどイタリアン!
「銀鱈のソテー フェンネルとレッドワインビネガーソース」3740円。懐石料理みたいに見えるけれどイタリアン!

 油ののった銀ダラの皮目をクリスピーに焼き上げ、フェンネルと赤ワインビネガーソースで。メリハリのあるテイストになっています。

 魚介メニューは他にも、「本日の鮮魚 根セロリと海老のスーゴ」(4180円)があり、肉のメニューには「“天草大王”胸肉のロースト カボチャのピューレとスペッツェレ添え」(3300円)や「国産黒毛和牛ヒレ肉のグリル 季節の野菜」(8800円)などがあります。

「日本限定メニュー:クルードミスト」

「クールドミスト」3080円。ウニをオリーブオイルで食べる発想、なかったかも!
「クールドミスト」3080円。ウニをオリーブオイルで食べる発想、なかったかも!

 豊洲市場から仕入れた新鮮な海鮮に、氷を敷いたシーフードプラッターで提供。オリーブオイルとバジルのモダンイタリアンの味付けです。

 菅野彰造シェフがオープンにあたり、「『スカルペッタ東京』で提供されるフードはニューヨークのオリジナルの味わいや本質を継承しつつも、細やかな部分で日本人に親しみがある旨みを引き立たせることを意識し、また食べたいと思っていただけるような愛情と情熱を注ぎ込みました」とのメッセージを発表しています。

東京店でしか飲めないオリジナルカクテルも!

日本酒とウイスキーがミックスした「GINGER ROGER」、爽やかなハイボールの「Ikebana」など“世界から見た東京”をインスピレーションに考案されたオリジナルカクテル
日本酒とウイスキーがミックスした「GINGER ROGER」、爽やかなハイボールの「Ikebana」など“世界から見た東京”をインスピレーションに考案されたオリジナルカクテル

 ドリンクメニューも要注目。日本で人気のハイボールをベースに東京オリジナル4種のカクテルのほか、日本酒やビールも置いてあるので、日本酒とイタリアンの新たなマリアージュを楽しむことができます。

 ワインはニューヨーク本店のチーフソムリエとワンディレクター監修のもと、お手軽な地方ワインから希少性の高いものまで、イタリア、アメリカを中心に、ニューヨークのトレンドを取り入れたラインナップです。

 カクテルは、スカルペッタオリジナルカクテル8種に、東京オリジナルカクテル4種があり、シーンや料理に合わせてセレクトすることが可能です。

最初はコース料理で、2度目の来店からアラカルト、というのもあり
最初はコース料理で、2度目の来店からアラカルト、というのもあり

 コースメニューは、「スカルペッタシグネチャー トマトバジルのスパゲッティ」や「NY人気No.1蛸のブレゼ」、「銀鱈のソテー フェンネルとレッドワインビネガーソース」を含む、全7品+コーヒーの「New York」(11000円)や、「スカルペッタシグネチャー トマトバジルのスパゲッティ」の他、「ショートリブの煮込み スペルト小麦・ファロ添え」、「カンパチのカルパッチョ」など5品+コーヒーの「Tokyo」(8800円)など3コース。

 もちろん、バーとして、アラカルトで軽くつまみながらお酒を楽しむのもおすすめです。ニューヨークの最新トレンドも体験できる『スカルペッタ東京』。クリスマスやニューイヤーなど、記念日のディナーにいかがでしょうか?

●DATA

スカルペッタ東京(Scarpetta Tokyo)内観

店名:スカルペッタ東京(Scarpetta Tokyo)

住:東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー1F
TEL:03-6450-1360又は 050-3091-1360 (予約番号)
営:17:30~23:00(L.O.22:30)
休:土日祝
※価格は全て税込み、サービス料別(サービス料は別途10%)
※メニューは2022年12月時点(1月中旬以降メニュー変更の可能性あり)
https://scarpettatokyo.com/