華やかな香りとフルーティーな酸味が魅力の “チュアオ”を使った「チョコレートスイーツ」

試食会のゲストして登壇した、カカオ・チョコレート商社『立花商店』の生田渉さんによれば、日本は年間5万トンものカカオを輸入しているそう。そのうちの2千トンはベネズエラ産のカカオとされていますが、今回採用された「チュアオ」は、年間30トンしか輸出されていない超希少カカオだといいます。
船でしかアクセスできない山脈にあるチュアオ村には、人工物に邪魔されない豊かな自然が広がっており、恵まれた環境で育てられたカカオは、華やかな香りとフルーツのような酸味が特徴。加工される前の「チュアオ」をいただきましたが、噛み砕いた後に鼻を抜ける香りがなんとも芳醇で上品でした。

チュアオのチョコレートを使用しているのは10月7日から予約受付をスタートしたクリスマスケーキや、11月12日・17日から開催されるアフタヌーンティーとスイーツブッフェの一部メニュー、そして11月12日より発売されるボンボンショコラです。

今年のクリスマスケーキのひとつとしてラインナップした「チュアオ」は、チュアオチョコレートを存分に味わえる一品。チュアオならではの香りと酸味を閉じ込めており、しつこくないまろやかな甘みで、大人のクリスマスにはぴったり。チョコレートクリームやチョコレートムース、チョコレートスポンジなど、層によって異なる食感もたまりません。

11月17日~12月9日までの期間限定で開催されるスイーツブッフェ「Sweets Parade ~チョコレート~」には、チョコレートムースの「チュアオ」と、「チュアオのクリームブリュレ」が登場します。
パリパリの焦がしカラメルを割っていただくクリームブリュレは、カラメルの甘さとチョコレートクリームのビターな風味のコントラストが絶妙! チョコレートクリームのなめらかな舌ざわりも魅力です。

見た目にも美しいチョコレートムースの「チュアオ」は、一口食べた瞬間に舌の上でとろけ、アロマと酸味が口の中にいっぱいに広がります。ビターでコクのある味わいは、チョコレート好きなら誰もが唸るはず! ムースの土台となっているビスケットは、食感のアクセントにもなっていました。

11月12日~12月25日まで開催する「アフタヌーンティーセット~クリスマス~」は元宝ジェンヌであり、現在はシュガークラフトアーティストとして活躍するみずき愛さんプロデュースのアフタヌーンティー。こちらでは、ミニチョコレートパフェ「ヴェリーヌチュアオ」が登場します。
チュアオを使ったまろやかな甘さの“ジュレショコラ”と、甘酸っぱいベリーは相性抜群! 実際のアフタヌーンティーでは、雪の結晶をイメージした“シュガーレース”がトッピングされており、フォトジェニックな見た目も魅力です。

最後にいただいたのは、4種類のボンボンショコラです。チュアオの味わいをダイレクトに楽しめたのは、ハイカカオな「チュアオビター70%」。シトラスのような酸味と、はちみつのような繊細な香り、カカオの余韻がなんとも贅沢でした。まろやかでミルキーな甘みに仕上げた「チュアオ ミルク40%」、力強い香りの南米産コーヒーを使用した「チュアオ カフェ」との味わいの違いも楽しい!
ベネズエラが誇る最高級ラム酒・ロン アネホ カルパノを使用した「ベネズエラ ラム」は、コクのあるラム酒とビターなチョコレート、アーモンドの食感がベストマッチ。寒い季節の長い夜に楽しみたい、大人な味わいのチョコレートでした。
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今回、『横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ』にカカオを提供した『立花商店』の生田さんによると、「輸入したチュアオの中でも、最高品質のロットを出荷しました」とのこと。日本ではなかなか味わえない高級カカオのチョコレートスイーツを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?