着席でゆったり。景品いっぱい。「あおもりの酒 七夕ナイトin 東京」【インタビュー】
今年で7回目を迎えた「あおもりの酒 七夕ナイトin 東京」は七夕当日の1日限定で2部構成。

とはいっても、第1部は小売店や卸売酒販店、飲食店関係者向けの「きき酒商談会」。一般参加が可能なのは第2部のみ。宮城県同様、青森県の蔵元が大集結する県しばりイベント。定員は300名。立食形式で開催されるイベントが多い中、こちらは着席スタイル。そのあたりのことも含めて、青森県酒造組合広報委員長の駒井秀介さんにお話を伺った。

「初年度から着席スタイルで開催しています。お酒はもちろんですが、お酒と共に食事をゆっくり楽しんでいただける会になればといいなと思っています。また、地元青森にゆかりのあるご年配の方も多数いらっしゃるということも着席形式にしている理由のひとつです」
—お料理とお酒の提供について。
「前菜からデザートまで、青森産の野菜、魚介、肉、お米などをふんだんに使った青森尽くしのメニューをコース仕立てで味わっていただきます。着席といっても、お酒は各自、自由に各酒蔵のブースをまわるスタイルです。青森県のロゴ入りぐい呑みを使っていただき、こちらは記念にお持ち帰りいただいています」


—演出について。
「オープニングとイベント中盤に津軽三味線の演奏があります。毎年盛り上がる抽選会では各蔵協賛で4合瓶を計48本、津軽三味線奏者・山影匡瑠さんのCDや、会場であるホテル宿泊券など景品盛りだくさんです」

—上記の景品の抽選会以外にも、じゃんけん大会がありますね。
「まず、各テーブルの代表者1名(今年は28テーブルだったので、計28名)と私がじゃんけんします。さらに勝った代表者10名が全農あおもり協賛の県産米「青天の霹靂」をテーブル人数分持ち帰るというゲームです。個人ではなく勝ったテーブルのみんなに分け前があるため、なかなか盛り上がります」
—青森のお酒と青森尽くしの料理を味わうだけでなく、いろんなお楽しみが満載ですね。東京での開催は年に1回ですが、地元青森で今後予定しているイベントはありますか。
「県内外問わず、各蔵元主催や協賛のイベントは多彩です。これからの季節、青森はお祭りが目白押しです。7月31日から八戸市で「八戸三社大祭」、8月1日から弘前市で「ねぷた祭り」、8月2日から青森市で「ねぶた祭り」、8月4日から五所川原市で「立佞武多」が開催されます。ぜひ、青森のお祭りを観て、青森の地酒と食を楽しんでください」
お祭りと日本酒。切り離して考える理由がどこにも見つからない。切っても切れない間柄。地元の祭りで地元の酒を飲む。これをなんとしてでも体験したいのだが、今年も見送ることになりそうだ。嗚呼!(心の声)。
