日本ワインを飲み比べ！ 横浜で開催のワインフェス「蔵出しワインバー」で味わいたい厳選ワイン6選

　最近レベルが上がった！ なんてよく耳にするようになった国産ワイン。海外のワインと違い日本のブドウを使って造られているので、日本人の舌に馴染む味にファンが急増中なんです。そんな国産ワインを気軽に楽しめるイベント『蔵出しワインバー』が、2019年12月13日（金）～15日（日）の3日間、横浜大さん橋ホールで開催されます。

　今回で6年目を迎えるこのイベント醸造家とワイン好きの消費者をつなぐイベントとして2013年から始まりました。令和初開催となる今回は、熟成ワインから今年の新酒まで約200銘柄が集合。たくさんあって迷う！ という人のために、これはぜひ飲んでおきたいという6本のワインをご紹介します。

『麻屋葡萄酒』の「あさやヌーボー（甲州・ベーリーA・ベーリーAロゼ）」

　大正10年創業の老舗ワイン製造所『麻屋葡萄酒』からは、色合いも鮮やかなロゼワイン「あさたヌーボー」が登場します。今年収穫のぶどうから丁寧に作られた新酒で、一升瓶に詰めているのも特徴です。味わいは、鼻から抜ける華やかな果実味が心地よく、女性やロゼが初めての人でも飲みやすい一杯です。軽い飲み口とリーズナブルな価格なので、デイリーワインとしてもGOOD！

『奥野田葡萄酒』の「奥野田ドルチェ～このゆびとまれ～」

　自社農園でぶどうの栽培からワインづくりまで手掛けるワイナリー『奥野田葡萄酒』。今回は、甘みが魅力的な白ワイン「奥野田ドルチェ～このゆびとまれ～」がお目見え。デラウェアを100％使用した、一口含むごとに感じる蜂蜜のような香りと濃厚な甘みのある白ワインに仕上がっています。食事とも相性が良く、女性にも人気なのでプレゼントにもピッタリです。手づくりならではの丁寧な仕事ぶりを感じさせる繊細で複雑な旨みがぎゅっと詰まっています。

『本坊酒造マルス穂坂ワイナリー』の「甲州オランジュ・グリ」

　他とは一味違うワインが飲みたい、という人には日本国内だけでなく世界的にも高い評価を受ける『本坊酒造マルス穂坂ワイナリー』がおすすめ。今回は甲州種のオレンジを使用した「甲州オランジュ・グリ」が登場。オレンジの果皮の独特な渋みと旨みの余韻が心地よい一杯です。珍しいオレンジのワインですが、その奥行きのある味わいに驚くこと間違いなしですよ。

『アルプスワイン』の「あわのすけ」

　南アルプスの山々が見渡せる地で、山梨の風土に根ざしたワインを製造する『アルプスワイン』。醸造主が、その年の一番気に入ったぶどうの品種を使ってスパークリングワインをつくるという企画を採用しており、今回はシラーを使った「あわのすけ」をイベントで販売します。スパイシーな味わいと芳醇な香りが漂う上品な飲み口が特徴。なんと1日1本のみと超希少ですので、飲んでみたい方は真っ先に『アルプスワイン』のブースに行くことをおすすめします。

『シャトー酒折』の「マスカットベリーA 樽熟成キュヴェ・イケガワ」

　世界のワインを輸入するとともに、国内でも自社でワイン造りを行う『シャトー酒折』からは、日本最上級の赤ワインとの呼び声も高い「マスカットベリーA 樽熟成キュヴェ・イケガワ」が登場します。ブドウ栽培の匠である池川仁が育てた完熟ベリーAを12ヶ月熟成させ、丁寧に仕上げた一級品となっています。熟したエレガントなブドウの香りと濃厚なボディを両方楽しむことができます。赤ワイン好きならば一度は試しておきたい一杯です。

『シャトレーゼベルフォーレワイナリー勝沼ワイナリー』の「ドメーヌシャトレーゼ」

　山梨県生まれで全国展開する焼き菓子専門店『シャトレーゼ』。実はワイナリー『シャトレーゼベルフォーレワイナリー勝沼ワイナリー』を所持し、オリジナルワインを醸造しています。今回は2017年ものの甲斐ノワール、メルロー、天恵の雫などを樽熟成したオリジナルブレンドの赤ワイン「ドメーヌシャトレーゼ」を販売。パンチの効いた後味と旨みが魅力です。手ごろな価格で、ギフト用にもおすすめです。

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　醸造家と直接話ができるのもこのイベントの魅力の一つです。こだわりの国産ワインをテイスティングしながら、お気に入りの一杯をみつけてみてください。