クルーズ船は無料でコース料理も食べられる
今回筆者が参加したのは、MSCクルーズの横浜港発上海港行きの3泊4日のクルーズ旅です。乗客定員は3200人以上、乗務員は約1370人、客室は1637室もある大きな船で、船内にはレストランはもちろん、カジノやスパ、シアターなど、さまざまな施設があるのでまったく退屈することはありません。

乗船したMSCスプレンディダには、2つのメインダイニングがありました。筆者が利用したのは「ラ・レッジア」というレストランで、利用できるレストランはあらかじめ決められています。朝食と昼食は時間内に行くと空いている席に案内されるのですが、夕食のみ時間帯が指定されており、指定された席に通される仕組み。


船の食事といえども、ディナーはコース料理になっており、味も街のレストランレベルで大満足。好きなメニューを好きなだけオーダーできるので、自分のお腹の減り具合に合わせて調整できるのが良かったです。

メインダイニングが空いている時間に食事ができなかったときや、小腹が空いたときにはビュッフェレストランの「パゴパゴ&ポラポラ」に行くのがおすすめ。朝6時から深夜0時まで何かしらの食事が楽しめ、コーヒーや、ジュースなども飲めます。

ちなみに、メインダイニングとビュッフェレストランの食事は部屋代金に含まれているので、食事のたびに代金を支払う必要はありません。アルコール類などのドリンクは、部屋によっては料金に含まれていたり、含まれていない場合も乗船時に飲み放題プランを設定できたりします。ソフトドリンクの飲み放題プランもあるので、ここはケチらずに利用するのがおすすめです。

船内の有料レストランのクオリティにも大満足
船内には無料で利用できるレストランだけでなく、有料で利用するスペシャリティレストランが3つあります。今回、筆者が利用したのは「ブッチャーズ・カット」と「ディムスムバー&ティーハウス」の2つ。
ブッチャーズ・カットはアメリカンスタイルのステーキハウスで、本格的な肉料理が楽しめるのが特徴。ワインと肉料理を堪能していると、海の上にいるのを忘れそうでした。



ディムサムバー&ティーハウスは、香港で有名な飲茶レストラン「ディムサムバー」のお店。名店の味が船内で楽しめるとは予想外です。食事時はもちろん、ちょっと小腹が空いたときに利用するのも良さそうです。
