待ち遠しいクリスマス。そんな今の毎日の楽しみといえばシュトーレンですよね。ご存知、砂糖に包まれたパン生地に、ナッツやドライフルーツが入っているどっしりとした焼き菓子。これを毎日少しずつ食べながらクリスマスを待つというのがヨーロッパの習慣です。
年々、日本でもシュトーレン認知度が上がり、最近ではさまざまな味のものを買って食べ比べている人も多いようです。
「大丸京都店」の地下1階の食品ゾーン『ターブル・プリュス』でも、各店から個性的なシュトーレンが続々登場しています。そこで、編集部が注目したシュトレーレンをご紹介します。
まずは、チョコ味です。パリの老舗パン屋『ポール』から、「シュトーレン ショコラ」が登場しています。外側はチョコレートでコーティングされ、さらにカットしてみると濃厚なチョコレートチップがたっぷり。さらにピスタチオ味のマジパンとオレンジがアクセント。これはいくらでも食べられそうな予感。販売期間:12月1日(土)~25日(火) ※なくなり次第終了
京都マダムたちの御用達ベーカリー、『ブーランジェリー・ブリアン』。上質な小麦粉や天然酵母を使った味わい深いパンがずらりと揃うお店です。ご紹介する「クリストシュトレン」は、フランスパン用の小麦粉を使い、生地の捏ね具合と発酵により、適度な柔らかさとしっとり感、そして発酵の旨味を十分に引き出したブーランジェリーならではのシュトーレンです。販売期間:販売中・12月25日(火)まで ※なくなり次第終了
ドイツパンで有名な『ドンク』からは、まさに本場の味のシュトーレンが登場です。2カ月間ラム酒で漬け込んだドライフルーツ、良質のクルミやアーモンドをたっぷり練り込み焼き上げています。時間がたつほどにラム酒や香辛料がなじみ、深い味わいが生まれてくるのが楽しみです。販売期間:販売中~12月25日(火)まで ※なくなり次第終了
ご存知、高級フレンチ『ポール・ボキューズ』のベーカリーからもヨーロッパの伝統的な製法を用いたシュトーレンが登場しています。洋酒で漬け込んだレーズン、オレンジピール、アーモンドダイスをブレンドしたスパイスと一緒に混ぜ込み焼き上げています。ちょっと風変わりなのは白胡麻入りという点。これがエキゾチックな味わいになっています。ややパンに近い軽めの食感も特徴です。販売期間:販売中~12月25日(火)まで
1998年京都で創業し、パン好きの間では絶大なる人気のパン屋さん『ル・プチメック』。こちらからは、4種のスパイスを効かせたクレームドヴァニーユ(製菓用洋酒)に漬け込んだレーズン、ドライチェリー、ドライイチヂク、リンゴとクルミがゴロゴロと入ったシュトーレンです。リンゴの香りがとても印象的で、果肉を食べているかのごとく、存在感たっぷりです。こちらはお酒にも合いそうな1品です。
ガトーラスクで有名な『ガトーフェスタ ハラダ』。こちらのお店からも「クリスマス シュトレン」が登場しています。ラスク屋さんだけに、食べやすい一口サイズというのが面白いところ。生地に閉じ込められたレーズン、ナッツ、オレンジピールなど様々な素材の味わいとともに澄ましバターのコクとうま味の余韻を楽しめます。こちらは手土産にもぴったりなシュトーレンです。
最後は、バウムクーヘンで有名な『ユーハイム』の「シュトーレン」です。箱を開けると洋酒の香りが漂い、口にいれると、レーズン、レモン、オレンジの爽やかな香りと酸味が広がります。そこにアーモンド、クルミがアクセント。さらに特徴的なのはマロングラッセをたっぷり散りばめたているところです。これはユーハイムのマイスターが作り上げたオリジナルレシピ。毎年、このユーハイムの「シュトーレン」が欠かせないというリピーターもたくさんいる逸品です。※販売期間:販売中 ※なくなり次第終了
●DATA
店名:大丸京都店
住:京都府京都市下京区 高倉西入立売西町79番地 四条通
TEL:075-211-8111(代表)
営:10:00~20:00
休:なし