絶対に食べたい! 老舗ベーカリー『ドンク』の期間限定パン「pain fantastique 2018」が美味しい理由

絶対に食べたい! 老舗ベーカリー『ドンク』の期間限定パン
食楽web

 神戸に本店を構える老舗ベーカリー『ドンク』から、「マスターズ・ドゥ・ラ・ブーランジュリー2018」に日本で唯一出場を果たしたパン職人が手がけた作品が、5月24日(木)~6月3日(日)の期間限定で発売されます。ドンクといえば、1905年に神戸で創業して以来、日本で初めて本格的なフランスパンの販売を行った「フランスパンブーム」の先駆者。本場の製パン技術の習得やヨーロッパの食文化の紹介にも力を入れていることでも知られています。

 このパンを生み出したのは、ドンクの関東エリア店舗の商品開発や技術指導を担当している瀬川洋司さん。2018年に行われた「マスターズ・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」のニュートリショナル・ブレッド部門に、唯一の日本人として出場した方です。

 作品のテーマとなった一つが“The wow factor bread(驚きのあるパン)”。瀬川さんがこのテーマに沿って製作したのが、バターを手で折り畳むことで層になり、複数の食感の感じられるパン。瀬川さん曰く、「ミルフィーユ」をイメージしたそうです。

 皮は香ばしくサクッと、中は水分を多く含んだしっとり食感で、たっぷりと練りこまれたバターの風味がしっかりと感じられます。中には、くるみ、ごま、レーズンが入っており、様々な食感を楽しむことができます。さらに、隠し味に黒ビールが使われているので、後味にほのかな苦味も感じられるなど、幾層もの“驚き”を楽しめるパンです。

●DATA

>>ドンク

価格:小454円、大1,296円