糖度25度! 皮ごと食べられて超絶に甘い「ともいきバナナ」は何がスゴイ?

糖度25度! 皮ごと食べられて超絶に甘い「ともいきバナナ」は何がスゴイ?
食楽web

 最近、コンビニでも1本単位から販売されているバナナ。日本人にとって最もポピュラーな果物の一つですが、消費量は世界有数でも、そのほとんどが輸入に頼っているのが現状です。バナナは熱帯で育つ果物なので、日本の気候では育成が難しいというのが定説でしたが、今年の春から、国内バナナの新ブランド「ともいきバナナ」が発売されて注目を集めています。

 鹿児島県南九州市の農園で育成される「ともいきバナナ」は、一般的なバナナの糖度15度をはるかに超える25度で、濃厚な口当たりが特徴。さらに、農薬不使用で育てられるため、皮ごと食べられるも魅力です。捨てるところのないバナナです。

「凍結解凍覚醒法」という特許を取得した製法で育てられるこのバナナ。なんと、マイナス60℃の中で育てているのだとか! 何とも奇想天外な環境で育てられたバナナ、一体どんな味なのでしょうか?

バナナに氷河期を疑似体験させる驚きの育成方法

「凍結解凍覚醒法」とは、バナナ育成の過程で、種子をマイナス60℃に冷凍させて氷河期を疑似体験させた後、解凍して育てることで、寒さへの耐性をつけ、より栄養を蓄えるようにさせる育成法。これにより、通常の約3倍の速さで実が育つだけでなく、赤道直下でない日本の気候でも育てられるようになる、という実に画期的な方法です。

 この製法を使えば、バナナだけでなく、パイナップルやパパイヤなどあらゆる果物に対応可能。すでにパパイヤ、カカオ、マンゴスチン、カシューナッツなどの栽培、収穫に成功しており、これまで輸入に頼っていた南国フルーツが日本で出荷される日も近そうです。

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 甘くておいしいのに、無農薬で体にもやさしいというのがこれからの消費ニーズにもマッチしていますよね。皮ごと食べられる「ともいきバナナ」、ぜひとも味わってみたいです。

●DATA

ともいきバナナ

価格:877円(税込)
https://banana.theshop.jp/items/10041468