クルマでのドライブのお楽しみの一つに、高速道路のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)でのお土産探しやグルメを挙げる人も多いと思います。いまやSA&PAでしか味わえないこだわりグルメが数多くあるのは周知の通り。
こうした”ハイウェイめし”人気をさらに盛り上げるイベントが、NEXCO東日本が2007年から開催している「ハイウェイ甲子園」。NEXCO東日本が管理する関東以北、長野、新潟から北海道までの高速道路に点在するSA・PAグルメの頂上決定戦です。
第14回目となる今年(2024年)は、北海道から長野に至る広い範囲のSA・PAのグルメがエントリー。その中から13のメニューが決勝に進出し、栄冠を目指して競い合いました。1カ月にわたるweb投票の結果、見事優勝に輝いたグルメは、茨城県の常磐道 友部SA(上り)で味わえる「Ibaraki~杜の詩 いゃ!どうも~」(1500円)。
なんとも奇抜なネーミングですが、つくば豚のしょうが焼き丼を含む3つのご飯もの、大橋醤油のタレを絡めた自然薯など茨城産の食材を活かしたおかずが並ぶ、こだわりの定食メニュー。器には笠間焼の小鉢などが使用されるなど、見た目の美しさも堪能できる一品です。
ハイウェイ甲子園の2位以下も魅力的です。それぞれを順番に紹介していきましょう。
2位:【宮城県 東北道 菅生PA(上り)】「SUGO!牛タンハンバーグ定食」(1500円)
たんシチュー、牛タンの味噌煮、ずんだポタージュなど宮城の名産を味わえるメニューです。
3位:【千葉県 館山道 市原SA(下り)】「市原豚丼温玉のせ」(1300円)
丼からあふれる肩ロースの豚丼。ボリューミーかつ地産地消にこだわったどんぶりです。
4位:【栃木県 東北道 那須高原SA(上り)】「栃木の恵み青源味噌ラーメン」(1100円)
ラーメンに宇都宮名物の餃子をトッピング。老舗『青源味噌』を使った滋味深い味噌ラーメン。
5位:【新潟県 北陸道 米山SA(下り)】「新潟うま辛丼」(1100円)
ご当地グルメのサバサンドを丼ものにコンバートしたメニュー。にんにく辛味噌の味変もおすすめ。
まとめ
ハイウェイ甲子園にエントリーしたメニューはどれもその土地ならではのメニューばかり。ドライブ旅行の際にSAやPAを目的のひとつに組み込んでみると、さらに道中が楽しくなりそうですね。