●食べると美味しいのにあまり目立たない「フィッシュバーガー」。最強のフィッシュバーガーを探すべく、マクドナルド・バーガーキング・モスバーガーのフィッシュバーガーを食べ比べてみた。
大手バーガーチェーンに行くと、定番メニューに加え、新作や期間限定バーガーなどが続々と登場して目移りします。そんなキラキラしたバーガーたちの中で、ちょっと目立たない存在の“日陰バーガー”があります。その代表が白身魚を使った「フィッシュバーガー」ではないでしょうか。どこのバーガー店でも、メニューの下のほうにひっそりと載っていることがほとんど。
ハンバーガーといえばビーフやチキンといった“肉”のイメージが強いので、仕方のないことなのかもしれません。かくいう筆者も大昔、マックの「フィレオフィッシュ」を食べた記憶はありますが、正直あまり味を覚えておらず、もう何十年も食べていません。もはや、「今でもマクドナルドにフィレオフィッシュってあったっけ？」というレベル。忘れかけていた存在でした。
しかし先日、マックに行くと、「フィレオフィッシュ」（390円）は健在でした。なおかつ、フィレオフィッシュの昼セットは600円と、他のセットより格段にリーズナブルだったこともあり、久しぶりに食べてみたんです。するとこれが驚くほどウマい！ よく食べている人は「何を今さら？」と思うかもしれませんが、久々に食べて感動しました。
四角いかたちのフライは外はサクッ、噛むとふんわりして、非常に優しい味わい。そこにタルタルソース、チェダーチーズが挟まっていて、全体のバランスも秀逸。とくに白身魚は、ちゃんと魚の味がするし、ピクルスの酸味が効いたタルタルソースとの相性も抜群です。
しかも、ポテトと一緒に食べると、まるで英国の「フィッシュ＆チップス」のようで、ビールと一緒に楽しみたくなる味わい。なんで今まで食べなかったんだ？ と少し後悔。
そこで急激に気になってきたわけです。他のバーガーチェーンの「フィッシュバーガー」はどうなんだろう？ と。調べてみると、『モスバーガー』のほか、肉々しさがウリの『バーガーキング』にもフィッシュバーガーがあることが判明。そこで、実際にこの3つを食べ比べてみることしました。
