お正月にいただく縁起のいい特別なお茶「大福茶(おおぶくちゃ)」とは?

お正月にいただく縁起のいい特別なお茶「大福茶(おおぶくちゃ)」とは?
食楽web

一年の邪気を払い、新しい年の無病息災を願う縁起のいいお茶が日本茶専門店「一保堂茶舗」にて期間限定で販売中だ。

 新年を祝っていただく特別なお茶「大福茶(おおぶくちゃ)」は、古くから京都に伝わる慣習だという。名前からして縁起がよさそうだが、一体どんなお茶なのだろうか。広報の川越順子さんにお話を伺った。

「当店の大福茶は通年販売の“極上玄米茶”よりもさらに上等な茶葉を使った特別玄米茶です。さっぱりとしたお茶に香ばしい玄米の香りが上品に加わり、お子さまからご年配の方までみなさんに楽しんでいただける味わいとなっています。
 おせちやお餅など、お正月料理との相性も抜群ですので、人が集まるお正月にぜひ皆さんでお楽しみいただきたいお茶です」(川越さん・以下同)

大福茶(120g)中缶箱・新春用特別抹茶 戌昔(20g)詰め合わせ3,132円(1月15日まで)。このほかにも各種詰め合わせがある。
大福茶(120g)中缶箱・新春用特別抹茶 戌昔(20g)詰め合わせ3,132円(1月15日まで)。このほかにも各種詰め合わせがある。

 この時期は大福茶のほかに新春用特別抹茶も期間限定で登場する。毎年替わる干支ラベルの缶は抹茶好きの間でも人気がある。新春用特別抹茶は来年の干支を模した「戌昔」と、紅白の華やかなラベル「若松の昔」「青雲」の3缶。ともに中には同じ抹茶を詰めているが、流儀やお好みで銘を選ぶといい。

干支限定ラベル・戌昔(20g)1,944円(1月15日まで)。※新春用特別抹茶「若松の昔」「青雲」は1月31日まで販売。
干支限定ラベル・戌昔(20g)1,944円(1月15日まで)。※新春用特別抹茶「若松の昔」「青雲」は1月31日まで販売。

「新春用の特別抹茶は新春を寿ぐために特別にブレンドした抹茶です。新春にふさわしい甘く華やかな香りと濃厚なうまみが特徴で、一服でも十分満足できるほどの芳醇な味わいになっています。

 薄茶としてはもちろん、濃茶にしていただくとまた格別です。特別感を楽しんでいただける、この時季だけの抹茶です。お正月は新春抹茶でまったりとした味わいを楽しみ、さっぱりとした大福茶でほっと一息つく。縁起のいいお茶を通じて、お正月ならではの楽しみ方をしていただければ」

 新年のご挨拶に利用する人も多いというお茶。おつかいものにするのもいいし、縁起もののお茶をいただきながら、新たな年をスタートさせるのもいい。

>>一保堂茶舗