1日2000個売れる! 世田谷の肉まん専門店『鹿港』の肉まんを全種食べて旨さの秘密を探ってみた

1日2000個売れる! 世田谷の肉まん専門店『鹿港』の肉まんを全種食べて旨さの秘密を探ってみた
冬場は売り切れも続出する『鹿港』の「肉まん」 | 食楽web

 東京・世田谷の上町エリア。世田谷通りという東西を結ぶ、ごく普通のバス通りに、赤を基調にした店構の絶品の肉まん専門店があります。その名も『鹿港(ルーガン)』。2003年創業で、特に冬場には行列ができ売り切れが生じることもある人気店です。

赤を基調にした店構えの『鹿港』
赤を基調にした店構えの『鹿港』

 その味は、これまで私たちが食べてきた肉まんとはちょっと違うもの。その美味しさの秘密は、まず生地にあります。きめ細かい生地とほのかな甘味、フワフワでありながらしっかりとした食感は唯一無二の味わいです。

 この生地が各レギュラーメニューの中の餡との融合により、さまざまな味わいに変化するわけですが、いずれもアッサリと上品な口当たりで、ヤミツキになるという独特な味です。筆者は、『鹿港』の肉まんをいただいて以来、従来の肉まんでは満足できないようにもなりました。

 これら『鹿港』の肉まんは、1日2000個を販売することもあるそうですが、今回はレギュラーメニューである「肉まん」「カレー肉まん」「辛口肉まん」「あんまん」「まん頭」「黒頭まん頭」の6種を全部いただきレビュー! 合わせて、店主の小林貞郎さんにも話を聞きました。