餃子だけじゃない!122万袋を売り上げた『大阪王将』のお取り寄せチャーハンが超絶パラパラで旨すぎ!

餃子だけじゃない!122万袋を売り上げた『大阪王将』のお取り寄せチャーハンが超絶パラパラで旨すぎ!
食楽web

『大阪王将』と言えば、何といっても焼き餃子が名物! 国産豚肉や国産野菜を使い、その鮮度を落とさないために一つ一つ“秒速”で手包みするというこだわりの専門店です。しかしつい先日、独身の友人から「大阪王将といえばチャーハンでしょ」とドヤ顔で自慢されたのです。よく聞けば「お店で食べるほうではなく、通販のチャーハン」のことでした。美味しくて冷凍庫に必ずストックしていると言うのです。

大阪王将の「直火炒めチャーハン」1袋360円
大阪王将の「直火炒めチャーハン」1袋360円

 いくら一人暮らしでも「チャーハンくらい自分で作れるでしょ」と思ったのですが、気になって調べてみると、大阪王将の通販サイトでなんと「当店一番人気」、「炒めチャーハン」という文字を発見。なんとこれまでの出荷数が122万袋とも書いてあります。

 1袋360円。大阪王将のお店で食べる「五目炒飯」は480円なので、セルフの割にちょっと高い?とも思ったのですが、「レンジでチン」だけのようなので、これはかなり楽そうです。そこで、さっそく、お取り寄せしてみました。

10袋まとめ買い
10袋まとめ買い

 クール便で届いた「直火炒めチャーハン」の作り方を見ると、確かにレンジで4分と書いてありました。もしくは、フライパンを熱して油をひかずに中火で3分炒めてもOKとのこと。パラパラ具合を確かめたかったので、まずはフライパンでやってみることにしました。

フライパンを熱しておいて、油をひかずに袋から冷凍「直火炒めチャーハン」を投入
フライパンを熱しておいて、油をひかずに袋から冷凍「直火炒めチャーハン」を投入

 お米1粒1粒が凍っているので塊になっていますが、熱が通ってくると、離れ離れになっていきます。ただ、水分が多いのか、最初はしっとりしていくだけで、なかなかパラパラになりません。

中火で3分間、フライ返しで焦げ付かないように混ぜながら焼きます
中火で3分間、フライ返しで焦げ付かないように混ぜながら焼きます

 ところが2分くらい経つと、魔法のようにパラパラしてきました。“美味しさの秘訣”という公式サイトの説明をよく読んでみると、「卵でコーティングしたご飯を高温直火で炒めて素早く凍結している」とのこと。確かに、フライパンで米粒が躍るようにパラッパラ。まるで自分が中華の一流料理人になったように、その職人技を体験している気分です。

自前の万能ねぎと紅ショウガで彩りよくしてみました
自前の万能ねぎと紅ショウガで彩りよくしてみました

 あっという間に完成です。レンゲですくっただけでもパラパラ感がわかります。そしてご飯が卵でコーティングされているので、チャーハンの山が、ツヤツヤした黄金色!

 肝心の味はというと、黒豚チャーシューとその甘辛いタレが行き渡っていて、香ばしい旨みを感じます。大きめの炒り卵もやわらかでふわふわ。これは冷凍チャーハンとは思えないほど優秀な1品だとわかりました。

 ちなみに電子レンジで作ってもほとんど味は変わらないので、フライパンで炒めるのはムダ。ただし、キムチや干しエビ、レタスなどを入れてフライパンで炒めれば、アレンジができますし、「自分が作った」というアリバイにもできそうです。

 1袋230g入り(約420kcal)。1回で2袋は余裕で食べられますし、冷えても美味しいのでお弁当にも最適。10袋はあっという間に消えてなくなりました。さっそくリピート確定です!

(取材・文◎土原亜子)