
日本全国のユニークな食品や雑貨をセレクトして販売する日本百貨店のオンラインショップで、いま入荷のたびに“即日完売”を繰り返す超人気のお煎餅ブランドがあります。その名も『SENBEI BROTHERS』。
ネーミングからしてオシャレですが、実際、一番人気の10個入り(5940円)を注文してみると、なんと一斗缶入りで届きます。中に10種類のフレーバーのせんべいが入っており、それぞれかなり個性的なフレーバーの薄焼き煎餅で、かつめちゃくちゃ美味しいんです。ロゴやデザインもカッコよく、プレゼントにも喜ばれそうです。

先述の通り味は10種類あって、かなり個性的です。例えば「大葉ジェノベーゼ」。封を開けると、大葉の爽やかな香りがふわりと立ちのぼり、うす焼きの煎餅をかじれば、オリーブオイルとニンニク、そして塩梅のいい塩気。パリッとした食感も小気味よく、うるち米の旨みがじんわりと広がります。

また、「トリュフ塩」は、芳醇なトリュフの香りと濃厚なトリュフ塩味。うす焼きながら粒感もしっかりあって、食感も豊か。大葉ジェノベーゼと共に、ワインにぴったりのお煎餅です。

さらに変わったところでは「チョレギ」。あの韓国料理でおなじみのチョレギサラダをモチーフにしたお煎餅で、食べてびっくり。ゴマ油の香りと塩ダレで、まさにチョレギを食べているような感覚。これまたおつまみにぴったりの味わいです。

他にも「極みわさび」、「あおさ塩」、「チェダーチーズ」、「バター醤油」などの斬新なフレーバーがある一方で、スタンダードな「たまり醤油」「梅ザラメ」「黒胡椒」など、定番チックな味わいもきちんとあります。
もちろん、フレーバーも面白いんですが、何よりお煎餅として超優秀。パリッと軽く、お米の甘みもあり、噛むほどに味わい深い。一度食べたら、美味しくてリピートしたくもなるし、誰かに食べて欲しくなる味なのです。
この「SENBEI BROTHERS」を手がけるのは、実は東京・江戸川区で半世紀以上も続く『笠原製菓』。今回は4代目社長の笠原健徳(かつのり)さんに、この斬新なお煎餅の美味しさの秘訣を聞いてみました。