ゴロゴロ感がスゴい!レトルトとは思えぬ味が楽しめるカレー

「麻布十番シリーズ」のカレーは、いずれもたった4分の湯煎で美味しくいただくことができます。
まずいただいたのが「ビーフカレー 18種のスパイス使用」。湯煎したレトルトを開けた瞬間、複雑に重なり合う重厚にも感じる香りが漂いましたが、実際にご飯にかけて見ると、写真の通り、ゴロッとした牛肉の塊がお目見え! レトルトカレーの中には「具材ゴロゴロ」と謳いつつも「封を開けてみるとそうでもなかった」なんてこともよくありますが、「ビーフカレー 18種のスパイス使用」はパッケージの写真と相違なく、本当にゴロッとしています。
実際にいただいてみると、香りの通り実に複雑な味な一方、スパイスのバランスが素晴らしく、ヤミツキになる味わいでした。レトルトと言われなければわからないほどのクオリティであり、筆者がこれまでに食べたレトルトカレーの中では筆頭の旨さだと思いました。

次にいただいたのが「北海道産かみふらの地養豚のカレー」です。こちらもまたゴロッとした豚肉のインパクトが十分で、どことなくオイリーな印象です。
さっそくいただいてみると、前述の「ビーフカレー 18種のスパイス使用」とはまた違う複雑なカレーソースに仕上がっています。どことなくマイルドで甘みもあり、これもまたご飯がどんどん進む一品。筆者は白米でいただきましたが、オイリーな仕上がりなので、玄米や雑穀米とも合うように思いました。これもまた美味!

続いていただいたのが「五香粉香る 台湾風ドライカレー」。正直、一番味の想像がつかなかったメニューですが、口にすると、台湾の魯肉飯をカレー味にしたような、前例のない味。これもまたクセになりそうな味わいで、やはりご飯が進みます。
また、商品名にある本格中華でよく使われるスパイス・五香粉の風合いは、食べ終わりに口の中に広がる感じで、オシャレな設計だと思いました。個性的なカレーではありますが、同時に高級感も感じさせる奥深い味のカレーでした。