
こんにちは! 羊肉の消費者団体・羊齧協会の代表の菊池です。毎日暑くてじめじめした日が続くなか、今回は羊とスパイスの話題をお届けします。
今回は久々のお取り寄せ。しかもカレーです。カレー好きとしてはそれだけでテンションが上がるうえ、そこにラム肉が入るとなれば、もう言葉はありません! 今回取り寄せたのは「DASHI CURRY TOKYO」のラムキーマです。
この商品の前身は2018年にクラウドファウンティングでデビューした、レトルトの「だしカレー」。在イギリス日本大使館での公式レセプションに日本代表カレーとして採用されるなど、SNS上でもかなり話題になっていたので、以前から注目していたカレーでした。

個人的にこのカレーに惹かれたのは、もともと何となくジャンルとしてあった「出汁+カレー」を再定義し、確固たるものにしている部分。これ、実はとても大切でして、世の中にあふれるほぼ全てのジャンルの食べ物や商品は、きちんとした定義づけがなされた後に発展するのです。
そして今回ご紹介するカレーは、その定義づけにバシッと成功していると思います。出汁のプロ、スパイスのプロなどがコラボして作っただけあって、味はお墨付き。非常に美味しいカレーでした。
しかし! この「だしカレー」、最高に旨いののはいいんですが、惜しむらくは(というか羊齧協会の代表としての立場としては)羊肉が入ったバージョンがないことを、常に残念に思っていました。そしてそのまま今年をもって終売に……。
ところが今年に入って、終売した「だしカレー」に新しい仲間が誕生したとの情報をキャッチし、さっそく注文してみることに。また買おうと思った決め手は、今回はラインナップになんとラムキーマがあったこと。そう、とうとう羊肉が仲間入りしたのです。これは期待で胸がふくらみますね。