250円~!? 破格で旨い人気弁当店『デリカぱくぱく』がスゴすぎる

250円~!? 破格で旨い人気弁当店『デリカぱくぱく』がスゴすぎる
食楽web

 外が暖かくなってきて、たまには公園でお弁当ランチなんていいな~ってとき。または、ぐったり疲れて家に帰って料理を作る気がしないとき。いいお弁当屋さんがあると、思わず立ち寄って、あれもこれもと買いたくなってきます。

 最近ではコンビニ弁当が当たり前になってきていますが、バラエティの豊富さ、そしてボリュームの良さなど、街のお弁当屋さんはいつだって庶民の味方。だってコンビニのお弁当じゃ、ご飯大盛りにしてとか、これ苦手だから抜いて、ってアレンジ無理だし!

 中でも、浅草には、たとえ遠くから来ても思わず買って帰っちゃう弁当屋さんがあるとのこと。向かったのは、つくばエクスプレスの地上出入口すぐそば、地下鉄の田原町駅から徒歩5分の場所にある『デリカぱくぱく 浅草店』です。

店左側が「250円弁当」のコーナー。右側はお惣菜など単品が置かれている
店左側が「250円弁当」のコーナー。右側はお惣菜など単品が置かれている

 店の前に立つと、お弁当の山積みはもちろんですが、いろいろなところに驚きが。まず、手作り弁当の店なのに、24時間営業って? そして大きく書かれた250円の文字。漫画か! って突っ込みたくなる巨大おにぎり。惣菜も立派なサイズの鶏モモ1本、税別140円!? 何なんだここはっ! 浅草の弁当屋界は、ここまですごいことになっているの? それともここだけ特別なの?

ずらっと並ぶお弁当とお惣菜。和洋中いろんなお弁当があり、うなぎ以外は税別250~680円
ずらっと並ぶお弁当とお惣菜。和洋中いろんなお弁当があり、うなぎ以外は税別250~680円

 お客さんが絶えず訪れる中、陳列されている商品を見ていきます。メニューはハンバーグやコロッケ、メンチカツといった洋食系に、焼き魚や唐揚げ、うなぎの蒲焼などの和食系、春巻や八宝菜らしき中華系も。結構パワフル系のおかずを軸としたお弁当が多種類陳列されています。

 そして、串に刺さった焼き鳥や焼きそば、巨大おにぎりといった単品メニューも充実。レジ横のガラスケースにもお惣菜が鎮座しています。とにかく品揃えがすごい! この中から1つに決めるって、ワクワクするけれど時間かかりそう。

「250円のお弁当は20年ぐらい前からですね。出来るだけ安くて美味しくて、お腹いっぱいになってほしいという思いからです。お客様がついているので、なかなかやめられません(笑)」と店長さん。お弁当は店頭に出ているだけでおそらく30種前後とのこと。「24時間営業なので、朝昼晩、常にメニューは変わっていきます」。

 ちなみに一番ボリュームがあるのって、1kgのおにぎりですか?「いえいえ、最大は手作りビッグハンバーグ弁当で、1kg~1.2kgですね。食べ応えがありますよ」と店長さん。値段は税別680円。1kg超えのボリュームでも1000円切るとは!

1kgのビッグおにぎりの他に、コンビニおにぎりの2倍はありそうな分厚いおにぎり税別200円もある。1kgのビッグおにぎりの中には具が4種も!
1kgのビッグおにぎりの他に、コンビニおにぎりの2倍はありそうな分厚いおにぎり税別200円もある。1kgのビッグおにぎりの中には具が4種も!

 そして、ぼーっと見ていると、段々この店のシステムがわかってきます。できたてのお弁当はレジの前にて販売。そして、新しいお弁当が出来上がると、それまでレジ前にあった弁当は、店の左側にある「250円弁当」のコーナーに移動。

 しかも、スーパーでよくある、店頭に長時間置かれた”お値引き品”ではなく、次の弁当ができたらさっさと250円コーナーに移動、という感じ。常に誰かがお弁当を買っていくので、長時間置かれたままの弁当や惣菜はなく、次々と新しいお弁当が登場し、売れて、移動して、売れて、また新しいお弁当が出てきて、といった感じ。脅威の回転率で、さっきまで狙いをつけていたお弁当がちょっと目を離した隙に完売に。好みのおかずのお弁当を見つけたら即キープしないと、なのかも。

 ということで、人気の250円弁当の中から3つをセレクトしてきました。