ふわりと鼻に抜けるライチのような香りと、その後に続く上品な甘さ。渇いた喉を潤す爽快感と、あらゆる料理を引き立てる食中酒の存在感。焼酎の歴史にその名を刻む、かつてない芋焼酎が登場しました。それが濵田酒造の「だいやめ~DAIYAME~」。その魅力に迫ります。
時は明治元年。文明開化の足音聞こえる変革期に、濵田酒造は誕生しました。それから150余年が経ち、また新たな時代を迎える現在。積み重ねた技術の結晶であり、革新を続ける同社の象徴でもある、新たな焼酎が世に送り出されました。
目指したのは、インパクトのある味わいと、食中酒として料理を引き立てる焼酎。まるで相反する要素を共存させるような壮大な目標ですが、150年のノウハウの蓄積は、それを形にしてみせたのです。麹菌や酵母の選定から発酵、蒸留の条件、そして独自の熟成法で香りを引き出した「香熟芋」。口に含むとまるでライチのような華やかな香りが広がり、後から優しい芋の甘みが追いかけてきます。すっきりとしているのに、決して軽すぎない。思い描いた通りの芋焼酎です。
この香りと飲み口を最大限に引き出すべく、「だいやめ」が選んだのはハイボールという飲み方でした。氷を入れたグラスに、焼酎4、炭酸6の割合で注ぎ、優しく一回混ぜる。いたって簡単な飲み方ですが、これが驚くほど香りを引き出し、爽やかさを際立てるのです。
目黒の人気イタリアンのオーナーソムリエも絶賛!
目黒の人気イタリアン『リナシメント』のオーナーソムリエ・三浦幸一氏も、この「だいやめ」の可能性を見出した人物のひとり。
「芋焼酎はクセが強いという先入観を否定する、親しみやすいアプローチ。まずライチの爽やかな香りが広がりますが、味わいはドライで料理に合わせやすい印象です」と第一印象を語ってくれます。
その証拠とばかりに、合わせた料理は30種近くの前菜を盛り付けた「インサラティッシマ・リナシメント」。ドライでありながら、程よい甘みのある飲み口は、多彩な料理に寄り添い、その美味しさを引き立てます。
三浦氏も「“焼酎=おじさん”というイメージを払拭する新しいジャンルのお酒。ライチのような香りもナチュラルで、料理にも合わせやすい。これで焼酎の裾野は絶対に広がると思います」と賞賛の声を寄せています。
150年の重みが詰まった、かつてない芋焼酎。そのインパクトは、令和の新たな維新として、焼酎の歴史に刻まれることでしょう。