「九条ねぎ京えびせんべい」は1日1万枚売れるヒット商品
京野菜のなかには、「九条ねぎ」という青ネギの一種があります。そんな九条ねぎを使ったお土産としてヒットしているのが、『本家佳長』の「九条ねぎ京えびせんべい」です。

天然えびと九条ねぎを使ったこのえびせんべいは、2014年から4年連続でモンドセレクション金賞を受賞。なんと1日に1万枚売れるほどの人気商品なのだとか。そうとは知らずに数年前に見つけて以来、ちょこちょこ買っていたのですが、たしかにえびとねぎの風味がしっかりして、しみじみおいしいと思えるお煎餅なんです。

このお煎餅に合うのはやっぱりビール。もしくは、日本酒とちびちびいただいてもいいですし、リッチなえびの味わいは白ワインに意外と合うかもしれません。
スパイシーさがたまらない「原了郭の黒七味を使ったラスク」
10年以上、会社で渡す京都土産を探していたにも関わらず、今回初めて気付いたのが「原了郭の黒七味を使ったラスク」の存在。原了郭といえば、祇園にある1703年創業の歴史ある薬味の名店です。そして、このラスクを販売する『進々堂』は、1913年創業のベーカリーショップ。老舗同士の強力コラボにこれまで気づかなかったとは一生の不覚!

使用しているバゲットは、進々堂の代表パンでもある「レトロバゲット1924」。小ぶりでザクザクの歯ごたえのバケットに黒七味がピリッときいており、洋風なんだけど和風という不思議なスパイシーさが楽しめます。

そのままおやつとして食べるにはもったいないので、ぜひワインと合わせたいところ。少しごま油の風味があるので、ビールのお供にも良さそうです。