お酒と一緒に買いたくなる! 京都駅の改札内で買えるおみやげ5選【酒のアテ編】

京都人御用達のすき焼き屋の「牛肉しぐれ煮」は必食

 京都市は牛肉の消費量が日本一なのをご存知ですか? そんな京都人の肥えた舌を満足させる老舗のすき焼き店が『三嶋亭』です。私のなかでは憧れのすき焼き店のひとつなのですが、そんな三嶋亭のお肉を使った「牛肉しぐれ煮」は日頃お世話になっている人に渡したいお土産です。

「牛肉しぐれ煮」は80g1,296円。購入場所は「京のみやげ」
「牛肉しぐれ煮」は80g1,296円。購入場所は「京のみやげ」

 熟成された赤身肉を独自の製法で数日かけて煮込んだしぐれ煮は、一般的なしぐれ煮に比べるとふわふわです。だし、しょうゆ、砂糖、生姜で味付けされており、ほどよい甘辛さは日本酒との相性もバッチリ。もちろん白ごはんにたっぷり載せて食べるのも最高の贅沢です。

かつおでんぶのようなほろほろ加減が珍しいしぐれ煮。消費期限は製造日より28日間
かつおでんぶのようなほろほろ加減が珍しいしぐれ煮。消費期限は製造日より28日間

 ただし、80gで1,296円なので、決して安いとは言えないおみやげ。いろんな人に配るというよりは、大切な人や自分のために買いたいひと品です。

京都ならではのお漬物のひとつ「土井の志ば漬」

 京都といえば、さまざまな漬物……いや、「お漬物」があることでも有名です。京野菜の聖護院かぶらを薄く切って酢漬けにした「千枚漬け」や、同じく京野菜のすぐきを塩漬けにした「すぐき漬け」、そして今回紹介する「しば漬け」が京都ならではのお漬物。

「土井の志ば漬 樽出し」(右)は130g475円。「土井の生志ば漬」(左)は135g594円。購入場所は「京のみやげ」
「土井の志ば漬 樽出し」(右)は130g475円。「土井の生志ば漬」(左)は135g594円。購入場所は「京のみやげ」

 しば漬けは、刻んだなすやきゅうりを赤紫蘇の葉を加えて塩漬けにしたもので、京都・大原の名産品です。各メーカーがしば漬けを販売していますが、個人的におすすめしたいのが『土井志ば漬本舗』の「土井の志ば漬」なんです。

写真は「土井の志ば漬 樽出し」で、乳酸発酵させた野菜の酸味がクセになる。消費期限は製造日含む125日
写真は「土井の志ば漬 樽出し」で、乳酸発酵させた野菜の酸味がクセになる。消費期限は製造日含む125日

 しば漬けにも材料を漬けただけの「生しば漬け」と、醤油や砂糖、酢などで調味した「味しば漬け」があるのですが、酸味が好きな人は生しば漬け、少しまろやかなほうが好きなら味しば漬けを選ぶのがいいでしょう。普通のお漬物に比べるとかなり酸っぱく感じると思うのですが、これがクセになるんです。そのまま食べるなら日本酒やビールと、ピクルスのように刻んでクリームチーズに混ぜればワインにも合いますよ。