関西定番みやげはどれも外さないおいしさ

赤福はいわゆる「あんころ餅」の一種で、伊勢名物(三重の銘菓)なのですが、関西の主要駅ではよく見かけ、旅行で訪れた多くの人が買って帰る定番みやげの一つです。
ムッチリ食感の餅に滑らかなこし餡に思わず、「コレコレ」と言いたくなる昔ながらの定番の味はいつ食べても感動します。
赤福は買ったら早めに食べるのがおいしく食べるポイントなので、優先して食べましょう。
『鼓月』のプレミアム千寿せんべい

こちらは京都名物、『鼓月』の「千寿せんべい」。波型のクッキーにクリームが挟み込まれています。こちらも関西の定番お菓子だったのですが、パッケージが少し見慣れないという人もいるかと思います。実は2022年に商品がリニューアル。こちらの「千寿せんべいプレミアム」が通常商品になっています。
ザックリ、しっとりしたクッキーに、ザラメやバターなどがプラス。生地もクリームも軽めのテイストで後をひくおいしさです。
小豆の粒あんを堪能できる「御座候(赤)」

「御座候」は回転焼き論争に関西代表として名前が挙がるほど知名度のある商品。モッチリとした皮の中には、上質の小豆の粒あんがギッシリ。これが1個110円というのは信じられないクオリティ―。関西人はランチなどを食べた後に「何かもう一口食べたいな」と買って食べるのも日常的なスタイルとなっています。
ちなみに御座候では「赤」と呼ばれる粒あんと、「白」と呼ばれる白あんがあるので、購入する際には「赤1個、白1個」のような感じで注文するのが定番となっています。
大阪に本社がある『マネケン』のベルギーワッフル

最後に紹介するのはマネケン。こちらのマネケンは東京などにもお店があるのですが、本社は大阪にあって店舗展開の中心は関西。しかも梅田には乗り換えによく通る場所にあるので、筆者個人としてはものすごく大阪の雰囲気を感じるお店となっています。
モチッ、ムチッとした生地に、ジャリっと砂糖の食感がアクセント。バターと砂糖の甘さに加え、この独特の食感に幸せを感じます。バター香るプレーンやビターなチョコ、香り高いアーモンド、どれも個性あふれる味に仕上がっています。
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今回ご紹介した商品は大阪名物というわけではなく、赤福は伊勢名物、鼓月は京都のお店、御座候は兵庫県姫路市の会社、マネケンは大阪の会社ですが商品はベルギーワッフル……。そんな関西を代表する名物が大阪駅で手軽に入手できるのはとっても便利なことですね。
大阪は昔から商人の町で物流が盛んだったので、色んな土地の商品が入って来ていた証拠でもあると思います。大阪を訪れた際の手みやげにぜひ。
(撮影・文◎けいたろう)
●DATA
アントレマルシェ大阪店
住:大阪府大阪市北区梅田3丁目1-1 大阪駅
TEL:06-6440-1122
営:6:00~24:30
休:なし
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。