自宅で『8番らーめん』を再現してみた

1食分のセット内容は、麺とスープ、8番かまぼこ。8カマと呼ばれ親しまれる8番かまぼこは『8番らーめん』のシンボルとも言える存在。お湯で麺と8カマを茹で、どんぶりに熱湯とスープを混ぜて、麺を投入すれば出来上がりです。

「野菜らーめん」風に具をのせてみました。真ん中に8カマを鎮座させましょう。野菜炒めをのせるのがポイント。野菜がおいしく食べられるよう考えてスープが作られているため、麺が無くてもスープに浸かった野菜だけで満足してしまいそう。店舗では「麺なし野菜らーめん(野菜スープ)」というメニューもあるほどです。
ごひいきの味はどれ? 3種の味を食べ比べ!

まずは醤油から食べてみましょう。醤油は、甘めでコクがあり、生姜をメインに香味野菜の風味が効いています。チャーシューとの相性が良いので、チャーシュー麺にしたいなら醤油がおすすめ。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/02/20240203-8ramen06.jpg)
麺は3種とも共通で太麺でコシのある平打ちで、麺のちぢれがスープとよく絡みます。全ての味に言えますが、昔ながらのどこか懐かしい味わいが特徴。素材それぞれの良さが引き立て合い、永年愛され続ける8番の旨さへと繋がっています。
店舗でも大人気の塩味は必食!

「野菜らーめん」にハマり、いつもこの味という人も多い塩味。白くにごりのあるスープで、塩気と共に生姜やにんにくなどの野菜の旨みがたっぷりです。
店舗にはロングセラーの「野菜らーめん バター風味」という塩ベースにバターが効いた味もあります。バターのかけらを落とせば、お店の味に近づきますよ。他の味にもバターは合うので試してみてはいかがでしょう。
1番濃厚な味噌味も引けを取らない

加賀味噌100%を熟成したものを使っており、深みのある味わいです。濃さはありますが、こってりの強さがちょうど良く、スープをゴクゴク飲み干せてしまう危険な味。
まとめ
塩、醤油、味噌と『8番らーめん』の甲乙付けがたい3種の味を満喫できる「8番らーめん堪能セット」は、自宅用にも贈り物にもおすすめです。石川の味をぜひ自宅でも召し上がれ。
能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災地域のみなさまの安全と一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。
(撮影・文◎乃々)