【食楽検証】どこまで再現できてる？ ファミマに登場した「伝説のすた丼屋監修 すたみなまん」を食べてみた！

　お馴染みのコンビニエンスストア『ファミリーマート』では、11月8日より数量限定で新作中華まん「伝説のすた丼屋監修 すたみなまん」を販売しています。

　特製すたみなタレで豪快に炒めた豚バラ肉を乗せた看板メニュー「すた丼」が大評判の人気丼チェーン『伝説のすた丼屋』が監修した今回の中華まんは、ニンニク醤油味の挽き肉餡にしずる感のある卵黄風ソースをプラスして仕上げたヤミツキ系テイストが特徴…とのこと。

　果たしてどこまで「すた丼」の味わいを再現できているのか、そもそも中華まんで再現することができるのか。その仕上がりっぷりを、実食にて確認してみたいと思います！

　スチーマーから出したばかりのほっかほか状態を、ガブッといきたい衝動を何とか堪えて半分に。もちっとした皮の食感と甘い香りに続き、漂ってきたのは「すた丼」の香り！　ニンニク醤油の香ばしさを纏った挽き肉たっぷりの餡には、オレンジがかった卵黄風ソースがとろっと溢れ出てきています。

　ルックスは合格（笑）。次は肝心要のテイストを確認しましょう。まずは餡を単独でパクっ。間違いなく「すた丼」の味。ニンニク醤油ダレにとろみを付けたことで味わいがより鮮烈になり、挽き肉の肉肉しい食感が加わることで、旨みの余韻がいつまでも残ります。

　さらに皮と一緒に食してみると、皮のもっちり食感と甘味が醤油ダレ＆挽き肉のテイストと違和感なくマッチ。卵黄風ソースの味わいは薄っすらと感じる程度ですが、タレの強い味にちゃんとマイルドさを加えてくれてます。

　それぞれの味わいを確認したと同時に1個を無事完食。ああ、美味しい余韻が「もう1個どう？」と誘いをかけてきます。ごちそうさま！

【まとめ】『すた丼』の再現度はいかに？

　ニンニク醤油ダレのニンニクな味わいは、ほぼ「すた丼」のテイストを再現できていました。ただ、「すた丼」の肉は豚バラでこちらは挽き肉。そしてベースもご飯ではなく中華まんの皮ということで、全体的な味わいとなると「すた丼」とは全くの別物になります。

　まあ当然といえば当然なんですが、中華まんとして美味しいかどうかと問われれば、その答えはズバリ「すんげえ美味い！」。とろみのある餡と、挽き肉の旨み＆食感をもっちり甘い皮ががっちりと受け止め、既存の肉まんや豚饅とはまた違った上質な美味しさを感じさせてくれました。最初のひと口目ふた口目で「すた丼」を感じ、以降は「すた丼」を離れて“いつもの味とは違う美味しい肉まん”を味わっている。そんな流れで食べ進められるのではないかと思います。

　とにもかくにも美味しいことだけは間違いなし。『ファミリーマート』に寄られた際はぜひ「すたみなまん」も購入して、インパクト絶大の味わいを存分に堪能してみてください。

（撮影・文◎河西まさあき）