韓国のロゼ味が日本でもブームの予感! カルディ「ロゼラーメン」と日清「超無敵クラス ロゼクリームヌードル」を食べ比べてみた

韓国発ロゼ味が日本でもブームの予感! カルディ「ロゼラーメン」と日清「超無敵クラス ロゼクリームヌードル」を食べ比べてみた
日清「超無敵クラス ロゼクリームヌードル」とカルディ「ロゼラーメン」 | 食楽web

「ロゼ」といえば、ピンク色のロゼワインが頭に浮かぶ人が多いと思いますが、いま「ロゼ」と言えば、韓国生まれのソースに注目が集まっているのをご存知でしょうか。

 実は韓国では2020年ごろから「ロゼソース」なるものが流行っており、このソースを使ったパスタ、ラーメン、グラタンなどの「ロゼ料理」が若者の間で大人気なのです。ロゼソースとは何かといえば、トマトソースとクリームソースに唐辛子やコチュジャンなどを加えたピンク色のソースのこと。ピンク色だから「ロゼ」という名前なわけですね。

 この「ロゼソース」が最近、日本に上陸して、これまたじわじわとブームになりつつあります。筆者は今年の春ごろ、カルディで「ロゼラーメン」というカップ麺を見つけて、その存在を初めて知りました。パッケージはド派手なピンク色にハングル文字。唐辛子のイラストも妙にダサ可愛くて、思わずパケ買いしたところ、これがかなり美味しくてどハマりしました。

これはカルディの「ロゼラーメン」。1食79gで359kcal
これはカルディの「ロゼラーメン」。1食79gで359kcal

 カップ麺なので、作り方は超簡単。パッケージを開けて、そこにお湯を入れるだけ。具材はトマト、味付ミンチ、チーズ、玉ネギ。これがたっぷりと麺の上にのっています。ミートソースみたいな味を想像しながら食べると、全然違ってビックリすると思います。

「ロゼラーメン」はトマトとミンチがたっぷり!
「ロゼラーメン」はトマトとミンチがたっぷり!

 まず、チーズ・トマト・クリームが三位一体となったとろみのあるスープ、これがめちゃくちゃ濃厚で、とにかくコクがスゴい。まろやかさのなかに韓国唐辛子のピリ辛感もあって、なんとも後を引く味わい。筆者は初めて食べたとき、美味しくて思わずスープを完飲してしまいました。また、具材のカットトマトや謎肉もふんだんに入っていて、これまでにない、新しい味のカップ麺という印象です。

カルディの「ロゼラーメン」のスープを皿に移してみました。トマトやチーズ、クリームのコクが濃厚
カルディの「ロゼラーメン」のスープを皿に移してみました。トマトやチーズ、クリームのコクが濃厚

 しかし先日、このロゼラーメンをカルディに行ったら、まさかの売り切れ。2回ほど購入して以来、まったく手に入らない状態なのです。もしかしたら終売したのか…と危惧していた矢先、8月に入り、我らがニッポンの日清から「超無敵クラス ロゼクリームヌードル」なるものが登場したんです。

日清から登場した「ロゼクリームヌードル」
日清から登場した「ロゼクリームヌードル」

 こちらは淡いサーモンピンクのパッケージで、サブコピー「“1000万人超の最強10代がハマる味」と書いてあります。どういうことかといえば、日テレの学園バラエティ番組「超無敵クラス」のなかで実際に10代が考案し、商品化したものらしいのです。

 パッケージにはさらに、「濃厚なトマトクリームスープに、コチュジャンの旨味と唐辛子の辛みを効かせた、甘くて辛くて沼っちゃうメニュー」とも書かれています。ここまで煽られたら食べるしかありません。筆者は10代の若者ではありませんが、その「ロゼクリームヌードル」に本当に“沼る”ことになるのか、実際に食べてみました。