ラーメンマニアが激推し! 家でつけ麺を作るなら日清のチルド麺「究極のつけ麺」をアレンジするのが最強に旨い

ラーメンマニアが激推し! 家でつけ麺を作るなら日清のチルド麺「究極のつけ麺」をアレンジするのが最強に旨い
食楽web

 今年もコロナ禍が続き、なかなかラーメンやつけ麺が自由に食べられない、とお嘆きの方も多いのでは? かくいう筆者もその一人。長年にわたり多くの美味しいラーメン屋さんを食べ歩いてきたのですが、今年は1年間、“家ラーメン”を楽しむ機会がぐっと増えました。

 ただ、ラーメン&つけ麺をこよなく愛する自分としては、たとえ家で作るにしても、クオリティに妥協したくはありません。この1年、心から満足できる1杯を作るべく、試行錯誤してきました。

 例えば製麺所で生麺を買ってきて、チャーシューを仕込み、イチからスープを作ったり。あらゆることに挑戦してきたのですが…。結果、どう足掻いたところで素人には限界があることに気づく時が来ます。で、つけ麺に限って言えば、意外にも日清食品のチルド麺を使うのが一番美味しい、という結論に至りました。

 日清食品のチルド麺にもかなりの種類がラインナップされているのですが、全種類食べ比べた結果、筆者のなかでの究極のチルド麺を発見。それが「つけ麺の達人 究極のつけ麺 特濃とんこつ魚介」です。

「究極のつけ麺 特濃とんこつ魚介」(2人前・500円)
「究極のつけ麺 特濃とんこつ魚介」(2人前・500円)

 この「究極のつけ麺」は麺の量が1食200gと多く、これが2食分入っていて、液体スープはもちろんのこと、魚粉も付属。大食らいの筆者は、これを一袋(400g)一気食いするのが定番です。

「究極のつけ麺」に入っているのは麺とスープと魚粉
「究極のつけ麺」に入っているのは麺とスープと魚粉

 ちなみに具材のチャーシューは自家製。いつも月初めに約2kgの肩ロースを仕込んでいます。これを冷凍して、ラーメンや炒飯、さらにはチャーシューエッグ丼などにも使うのです。もちろん、肉屋さんなどでお気に入りのチャーシューを買ってきても全然OKです。自家製チャーシューの作り方は後ほど解説します。

 筆者の場合、1回に食べるチャーシューは500gが目安。これを7~10mm角のサイコロ状にしておきます。

チャーシューをサイコロ状にしておく
チャーシューをサイコロ状にしておく

「究極のつけ麺」の麺の茹で時間は、袋には10分と書いてありますが、やや短めの9分がオススメ。茹で上がった麺は一気に冷水で〆て、軽く麺のぬめりを取ってゴマ油をひと回し。こうすると口にした時の麺の食感が格段によくなるんです。そして、麺の下には刻んだチャーシュー半量とネギ、上には海苔と生卵をトッピング。

モッチモチの極太麺。小麦の香りもして最高です
モッチモチの極太麺。小麦の香りもして最高です

 続いてつけ汁作り。こちらは指示通り2袋の付属スープに対して240ccの湯を投入してよく混ぜます。そこに残りのチャーシュー、ネギ、メンマ、海苔をトッピングし、最後に付属の魚粉を加えれば、超濃厚な特製つけ汁が完成です。

つけ汁が完成!
つけ汁が完成!

 麺はモチモチ&つるっつる。超濃厚な豚骨魚介つけ汁は麺との絡みもよく、小麦の風味も最高です。これはまさに店の味! あっという間に食べ終わると思いますが、その後も楽しみはまだあります。

 つけ麺といえば、スープ割り。つけ汁にお店の自家製スープを入れてもらうアレです。ただ家なので、割りベースのスープはありません。そこで、にんべんの「濃い味だし鰹節」を熱湯100ccにひと回しして割りベースを作ります。これを残ったつけ汁に注ぐわけです。これが驚きの美味しさなんですよ。

「にんべん濃い味だし 鰹節」は1本持っておくと、鍋やうどん、そばのおつゆに重宝します
「にんべん濃い味だし 鰹節」は1本持っておくと、鍋やうどん、そばのおつゆに重宝します

 まだまだ食える! という人は、スープ割りに白飯を合わせてもいいでしょう。コロナ禍で外出が難しくても、家で美味しいつけ麺を堪能する術(すべ)は無駄にはなりません。まさに“禍転じて福となす”。というわけで、ぜひみなさんも試してみてください。

おまけ:圧力鍋で作る自家製チャーシューレシピ

趣味の1つ、自家製チャーシュー作り
趣味の1つ、自家製チャーシュー作り

 お肉屋さんで豚肩肉(100g130円)を2本(約2kg)購入。ネットに入れたニンニクとぶつ切りの生姜、さらにネギの青い部分と豚肩肉を圧力鍋に入れて約30~40分ほど加圧。

 圧が抜けたら、漬けダレ(醤油2・みりん2・砂糖2・酒2の割合で作ったタレ)と、茹でる時に入れたニンニク・生姜を入れて2時間ほど漬け込みます。これを取り出して、1本ずつラップに包み、半分は冷蔵、半分は冷凍しておけば、いつでも極上のチャーシューが楽しめますよ。

(語り◎荒川 治 構成◎土原亜子)