10種類のチャーハンを食べ比べてみた!

さて、今回は数が多いので、食いしん坊の助っ人3人を召喚。「臨時チャーハン審査員会」を結成して食べ比べを行います。ちなみに審査員は飲食店経営のAさん、町中華好きのBさん、編集者のCさん、筆者の4人です。
審査方法は、商品名を隠して1~10の番号を振るブラインド方式。つまり、どこのコンビニのチャーハンを食べているかわからない状態で番号順に食べていきます。各自5点満点で評価し、4人の得点を合計して上位3品を決定。その3つを再度食べ比べて最終ジャッジ。「最強のコンビニ冷凍チャーハン」を決めるという寸法です。

加熱前から色やご飯の粒感、具材などに違いがあるのが一目瞭然ですが、加熱後も色の濃淡、ごはん粒立ち感(パラパラ感やかたまり感)、チャーシューや卵、ネギ、グリンピースの存在がくっきりしました。そして加熱後に最もハッキリわかるのが香りです。にんにくや醤油の香りをはじめ、ネギ、チャーシューの香ばしい香りなどなど。
そんなこんなで、「ピラフのようにあっさりしている」、「おこわみたいにご飯がベトッとしている」とか、「チャーシューの味が独特だね」、「ネギの香りが青臭くてイイ」、「にんにくのパンチ力がすごい」、「卵がフワフワしている」など、それぞれ感想を言い合いながら点数をつけていきました。

10種類を食べ終わり、4人の合計点を集計すると、得点の高い3品がくっきりと浮かび上がりました。1位は「9番」のチャーハンで、全員が5点満点をつけて合計20点、2位は「6番」で合計15点、3位は「4番」で合計13点。
つまり、満場一致で1位が決定してしまったわけです。事前予想では、各人の好みによって票が割れてグダグダになる可能性も十分にあったのですが、まさかこんなにキレイに決まるとは…。
というわけで、商品名の発表です!
1位・20点 セブンイレブン「直火炒め極上チャーハン」 (321円)
2位・15点 セブンイレブン「札幌すみれ炒飯」 (300円)
3位・13点 ファミリーマート「極旨チャーシュー炒飯」 (300円)

全員が満点を出したのがセブンイレブンの「直火炒め極上炒飯」。これを食べたときのほとんどの人が「うわっ、コレに決まりだわ」とか「ダントツでこれが旨い」とか「店のより旨くない?」などという感嘆の声を挙げました。2位と3位は、もう一度食べ比べて、微妙な点差。それにしても、セブンイレブンの商品が2つも入るとは…さすがです。