自宅で過ごす時間が増えた今、朝昼晩と料理を作るのが面倒だったり負担に感じている人も多いのでは? そんな時に便利なのがインスタント麺じゃないでしょうか。でも、筆者は即席麺=油っこいというイメージがあって、これまであまり積極的に食べようとは思いませんでした。
ところがある日、近所のスーパーで『寿がきや』の「小さなおうどん」を発見。ご存知、25年以上愛され続ける寿がきやのロングセラー商品ですが、これまで食べたことがありませんでした。どうやら最近リニューアルされたばかりのようです。
手に取ってパッケージを眺めると、なんとこれ、インスタント麺なのに、麺が“生”。これなら油っこくなさそう、と思って今度はカロリー表示を見ると、130kcal以内と超ヘルシー。これはイイ! というわけで、買ってみることにしました。ちなみに4種類あり、どれも162円でした。
「小さなおうどん」の“生タイプめん”というのが気になって帰宅して調べたら、どうやら即席麺の種類には、「油揚げめん」「ノンフライめん(熱風乾燥)」「生タイプめん」の3つがあるようです。生タイプめん以外の2つは乾燥工程を経るのに対し、生タイプめんは茹で麺を常温で長期間保存できるようにした特殊製法を用いているため、まるで茹でたてのような食感が楽しめるんだとか。
いいことづくめのように見える生タイプめんですが、実は中華麺に不向きな製法らしく、これまであまり普及せず、さらに製造工程も複雑なため、現在は数えるほどまでに製造メーカーが減少しているとのこと。そんななか、実は寿がきやは50年以上にわたり、国産小麦を100%使用した生タイプめんにこだわっている希少なメーカーなんだそうです。うーん、これは楽しみ!
というわけで「小さなおうどん」シリーズ商品4品を食べ比べてみたので、その魅力をご紹介したいと思います。