【東京】江戸発祥“ねぎま鍋”がうどんに変身!?「漬けまぐろ天と焼きねぎのねぎまうどん」

東京都のうどんは、ねぎま鍋からアイデアを得た「漬けまぐろ天と焼きねぎのねぎまうどん」。江戸時代は「まぐろ」と「ねぎ」の組み合わせが人気だったそう。絶妙に焼き上げたねぎの香ばしさと、醤油漬けのまぐろ天が相性抜群! ねぎの甘みと、シャキッとした食感がたまりません。細く刻まれた春菊とエノキの天ぷらも、関東ならではの濃いめの出汁にピッタリ。はふはふと熱い湯気と戦いながらも、一気に食べ進めてしまいました。
【京都】黒煎り七味香る 衣笠(きぬがさ)風あんだくうどん

熱々の玉子あんかけで登場するのは、京都府の「黒煎り七味香る 衣笠(きぬがさ)風あんだくうどん」。中には、京生麩や紅しょうが、九条ねぎ、油揚げなどが入っていて、見た目が華やか。うどんが見えないほどたっぷりのあんかけは、思わず喉がなるビジュアル。一口食べると、じんわりと優しいお出汁と具材の旨みが広がり、まさに口福!
京都の麺職人である達富 良和さんは、「誰にでも食べやすいものをメニューにしたくて、『玉子あんかけ』を採用した」とのこと。子どもから大人まで満足できる「あんかけ」をたっぷり使用。「ベースはぶっかけの出汁ですが、生麩やお揚げ、紅しょうがなどを入れることで食感もお楽しみいただけます。見た目も彩り豊かなので、五感で感じてほしいですね」
ちなみにトッピングなら「おろし」を入れて、みぞれあんにしたり、「すだち」をキュッと絞るのもおすすめとのことです。
千葉県、長野県の商品を考案した麺職人が語るメニューのポイントは?

千葉出身の麺職人・竪石 鼓太郎さんは、「実家が海苔屋だったこと、また地元では潮干狩りも定番だったこともあり、海苔とあさりを前面に出したメニューを考案しました。年配の方にもスルスルとお召し上がりいただけるので、懐かしい気持ちでお召し上がりいただきたいです」
一方、長野県の亀岡 紘希さんは「長野県にキノコのイメージを持っている人も多く、昨年の「わがまち釜揚げうどん47」でも商品化されていました。しかし今回は、野沢菜と安曇野のワサビを効かせつつ、花鰹と海苔を入れて見栄え良く仕上げました。ツンと辛い安曇野わさび漬けと、さっぱりした野沢菜とろろがやみつきになりますよ」
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47都道府県の味わいが、ずらりと揃う「わがまちうどん47」。昨年は47都道府県を制覇した強者もいらっしゃったんだとか。数量限定なので、気になるメニューはお早めに! 皆さんもお好みの味わいを探してみてください。
(取材・文◎加藤朋子)
●DATA
企画名: わがまちうどん47
期間:2025年10月21日(火)から数量限定でなくなり次第終了
https://jp.marugame.com/campaign/wagamachiudon/





