魔法のデキャンタでいつものお酒の新たな味わいを発見

以前にも紹介したBirdyの「DC700 デキャンタ」は、1~2杯分のワインを短時間でデキャンタージュできるアイテム。一見するとただのステンレスのように見えますが、実際は容器の内部に0.1ミクロンレベルの凹凸が施されており、これにより一瞬でデキャンタージュできるという代物です。
渋みのある赤ワインはもちろん、ジャンパンや日本酒、焼酎をデキャンタージュしても、大きく味わいが変化します。以前、筆者もシャンパンと米焼酎をデキャンタージュして飲んでみたのですが、シャンパンは口当たりが柔らかく、米焼酎は焼酎特有の強いアルコール感に一気に丸みが生まれました。
また、ステンレス製ということもあり、氷の入った入れ物に漬けておけば、すばやく飲み物を冷やせるのも利点。お酒がぬるくなりがちな外飲みにぴったりです。
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脚を取り外して持ち運べるワイングラスが便利

外でワインを飲むときにプラスチック製のグラスを持参する人が多いと思いますが、とっておきのワインを飲むには少し気分が盛り上がりませんよね。そこでおすすめしたいのが、LOGOSの「ステンレスワイングラス」です。
LOGOSといえばアウトドブランドですが、このワイングラスはキャンプでの利用を想定して作られています。ステンレス製なので割れにくく、サビにも強いのが特徴。また、脚の部分を回して取り外せるようになっているので、コンパクトに収納できます。
重さは120gあるので、プラスチック製のグラスように風で倒れてしまう心配もありません。収納袋に入れてレジャーシートと一緒に持ち歩きましょう。
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クリーミーな泡が作れるビアサーバーはビール党必見

外飲みといえば缶ビールをそのままグイッと飲むことが多いと思いますが、どうせ飲むなら泡立ちの良さを楽しみたいもの。そこで役立つのが、ドウシシャのビアサーバー「絹泡」です。
冷した缶ビールにセットし、ボタンを押して注ぐだけで泡立ちの良いビールが注げます。単4形アルカリ乾電池2本で駆動し、2枚の超音波振動版が毎分4万回振動し、クリーミーな泡を生成するという優れもの。泡でビールをコーティングすることで、ビールの風味を逃さないという一面もあります。
缶にセットすると見た目が瓶ビールのようなフォルムになる「瓶タイプ DKB-18」と、ジョッキのようになる「ジョッキタイプ DKJ-18」が選べ、サイズは瓶タイプが直径68mm×高さ142mm、ジョッキタイプが130×71×133mmとなっています。これなら持ち運びもしやすいですね。
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“熱燗+炙りもの+沸かす”が同時にできる移動式居酒屋が実現

キャンプのように火が使えるシチュエーションなら、少し冷えてきたときに熱燗を飲むのも乙なもの。また、日本酒に飽きてきたら焼酎のお湯割りに移行するのもいいですよね。あとはちょっとした炙りものでもあれば天国。
そんな飲ん兵衛の願いを叶えてくれるのが、JIPANGWORKSの「野燗炉」です。野燗炉は、炭を燃やす部分と湯を貯めて徳利を付ける部分に分かれています。炉の部分では焼く、炙る、炒める、煮る、燻すといった調理が可能。貯湯部分ではお湯を沸かしたり、熱燗を作ったり、汁物を煮たりといったことができます。
熱燗を作りながら肴を焼けば、自分だけの居酒屋が完成。炭火が使える場所を探して、腰を据えてじっくり楽しんでみてください。
>>野燗炉
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わずか3分でいつでもどこでも燻製料理が完成

お酒のおつまみを家で用意する時間がなかった。そんなときはコンビニでチーズやゆで卵を調達して、STYLUXの「グルーディア燻製器」があればあっという間に燻製のおつまみが完成します。
この燻製器は3~10分で燻製が完成するのが魅力。約220gの軽量ボディかつ単3形乾電池4本で駆動するので、屋外での使用も可能です。
食品自体を燻すというよりは、スモークチップ燻した煙で食品に香り付けをするというものなので、これまで燻製したことのなかったサラダやアイスクリームなどに燻香を付けても面白そうです。
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外飲みは仲間と一緒に楽しむも良し、ひとりでしっぽり楽しむも良し。自分の好きなお酒に合わせたアイテムを準備して、外飲みの醍醐味を味わってみませんか?
●著者プロフィール
取材・文/今西絢美
編集プロダクション「ゴーズ」所属。デジタル製品やアプリなどIT関係の記事を執筆するかたわら、“おいしいものナビゲーター”として食にまつわる記事も執筆中。旅先でその土地ならではのローカルフードを探すのが好き。